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野原ひろし「しんのすけ、きのこの山を買ってきたぞ!」

1 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:14:23.72 ID:RA0gtpNz0
しんのすけ「おー、ありがとう父ちゃん。これチョコ?」

ひろし「知らないのか?これはきのこの山って言うチョコ菓子だ。美味いぞー!」

しんのすけ「ほうほう。甘いチョコにビスケットのアクセントが中々ですなあ」

ひろし「どーだ、美味いだろ」

みさえ「あら、あなた。たけのこの里は売り切れてたの?」

ひろし「いや、両方売ってたけど?」

みさえ「じゃあなんでたけのこの里を買ってこないのよ?」

ひろし「だってきのこの山の方が美味いだろ」

みさえ「何言ってるのよ!たけのこの里の方が美味しいでしょ」




2 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:15:14.88 ID:M6FJMtwTQ
みさえ分かってるじゃないか

3 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:16:20.51 ID:Rk2adJ5N0
やはり俺たちのヒロシだったな

4 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:16:33.03 ID:+C3rAzAq0
みさえが全面的に正しいからはやくひろし謝れや


5 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:17:00.19 ID:RA0gtpNz0
ひまわり「たーい?」

しんのすけ「お、ひまわり、お前もほしいか?」

ひまわり「たい!」ペロペロ

しんのすけ「仕方ないなあ、舐めるだけだゾ」


みさえ「あなたがそんな味覚障害者とは知らなかったわ!」

ひろし「なんだと!きのこの方が長く愛されてる味なんだぞ!」

みさえ「たった4年の差じゃないの。そんなの関係ないわ!」

ピンポーン

みさえ「あら…?誰かしら」

ひろし「誰だよ、こんな時に…」

ヨシりん「野原さーん!!!聞いてくださいよ、ミッチーが~!!」

ひろし「あ?なんだよ、いきなり!」


15 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:20:14.05 ID:RA0gtpNz0
ミッチー「聞いてください野原さん!ヨシりんったら信じられないんですよ!!」

みさえ「何々、どうしたの?」

しんのすけ「おお、ミッチーヨシりん」

ミッチー「あら…しんちゃんその手に持ってるのは」

しんのすけ「きのこの山だゾ。ミッチーも食べる?」

ミッチー「ありがと~!うーん、やっぱり美味しいですねきのこの山!」

しんのすけ「父ちゃんが買ってきたんだゾ」

ヨシりん「え?…どういう事ですか野原さん」

ひろし「何がだよ?」

ヨシりん「尊敬してたのに…まさか野原さんもきのこ派だったんですか!?」


19 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:22:59.00 ID:RA0gtpNz0
ミッチー「だから言ったでしょうヨシりん。野原さんだってきのこ派だって」

みさえ「え、じゃあ何…ヨシりんはたけのこ派なの?」

ミッチー「そーなんです。さっきその事で喧嘩になって、それなら野原さんに話を聞いてみようって」

しんのすけ「ほうほう、母ちゃんはたけのこ派、父ちゃんはきのこ派らしいゾ」

ミッチー「え?じゃあまだ2対2で引き分けなの?」

ヨシりん「みさえさんはたけのこ派ですか、分かってますね!」

みさえ「そうよ、きのこなんて食べてるうちの旦那は菓子ってものを分かってないわね」

ミッチー「あら、いくらみさえさんでも今の発言は度が過ぎるんじゃないですか?」

ひろし「そうだぜ、分かってないのはどっちだよ!」


23 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:25:31.51 ID:RA0gtpNz0
ミッチー「ねえ、しんちゃんはどう思う?きのこの方が美味しいよね?」

しんのすけ「オラ、たけのこの里は食べたことないゾ」

ヨシりん「そうなのかい?そりゃ勿体無いよ。さっき僕が買ってきたヤツがあるから食べてごらん」

みさえ「あら、よかったわねしんちゃん。たけのこ美味しいのよ。きのこなんて食べるのが馬鹿らしくなっちゃうくらい!」

しんのすけ「ほうほう…サクサクとしてきのこの山とはまた違った食感ですなぁ」

ひろし「どうだしんのすけ?きのこの方が美味しいよな!」

みさえ「あら、たけのこの方が美味しいわよね!」

しんのすけ「オラは…チョコビの方が好きかな」


26 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:29:25.86 ID:RA0gtpNz0
―幼稚園

しんのすけ「と、言うことがあったんだぞ」

風間「なんだ、しんのすけのうちもなのか」

マサオ「風間くんのうちもそうなの?」

風間「うん、ママがオーストラリアに赴任してるパパと電話で何か喧嘩してると思ったらその話だよ」

ネネ「うちもよ…夜遅くまでパパとママ喧嘩してた」

マサオ「僕んちのパパとママもずーっときのこたけのこ戦争だったよ…」

しんのすけ「きのこたけのこ戦争?」

ボー「きのこの山、たけのこの里、どっちが優れているか、論争するのが流行ってる」

ボー「それが、きのこたけのこ戦争」

しんのすけ「ほうほう」


28 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:32:07.06 ID:RA0gtpNz0
あい「あ、しんさま!」

しんのすけ「お?」

マサオ「あいちゃん、どうしたの?」

あい「上尾先生はどこにいるか知りませんこと?」

風間「上尾先生ならさっき飼育小屋の所にいたけど…どうしたの?」

あい「黒磯が大変ですの!上尾先生なら黒磯を説得出来るはずですわ!」

ネネ「大変?」


32 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:35:16.61 ID:RA0gtpNz0
黒磯「ですから何度も申し上げている通り、私は考えを捨てるつもりはありません!」

あい「この調子ですわ、上尾先生!黒磯を説得してくださいまし!」

上尾「あ、ああの、でもその、あの」

黒磯「例え上尾先生がなんと言おうとも私はきのこ派であり続けます!」

あい「で、でもお父様はきのこ派を全員クビにするおつもりですのよ!」

黒磯「たけのこ派に鞍替えするくらいならクビになった方がマシです!」

あい「黒磯!上尾先生!もうあなただけが頼りなんですの!」

上尾「ええ、っと…その、今は不況ですし、ささすがにそれは」

しんのすけ「ほい」

上尾「あっ…てめえメガネ取るんじゃねえ!」


34 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:37:54.72 ID:d85aRdKM0
時代はきのこ

37 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:38:44.63 ID:O9vL0uki0
最近見たきのこのCMは流石に卑猥だと思った


39 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:39:12.49 ID:RA0gtpNz0
しんのすけ「だって上尾ちゃんが喋りにくそうだったから」

上尾「ああ、もう!何がきのこ派だよ!たけのこの良さが分からないんならんなもん辞めちまえ!!」

あい「…上尾先生!?」

黒磯「…あなたもたけのこ派だったんですか。ええ、辞めてやりますよ。あなたとも二度と会う事はないでしょうね」

上尾「てめえの顔なんざもう見たかねえや!」

吉永「ちょっ…上尾先生!黒磯さんも落ち着いて!」

あい「吉永先生!」

松坂「そうよ、たけのこだって美味しいじゃない。きのこごときのために職を失うなんて馬鹿げてるわ」

吉永「今のは黒磯さんが悪いですよ。たけのこの方が優れてるのは確定的なんですから」

黒磯「…あなた達には理解できないでしょうね」

黒磯「そうやって惨めにたけのこなんぞを食べ続けてると良いです」

松坂「ちょっとあんた!」

園長「…彼の言ってることは正しいですよ」

吉永「園長先生!?」


45 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:43:44.99 ID:RA0gtpNz0
園長「たけのこを強制してくるようなそんな所辞めてしまえば良いです。馬鹿げてますね、たけのこ厨は」

松坂「正気ですか園長先生!」

園長「おかしいのはあなた達でしょう」

園長「きのこの良さが理解出来ないのなら辞めてもらっても結構なんですよ?」

吉永「なっ…なんとか言ってやってくださいよ!副園長!」

副園長「ごめんなさいね。うちは夫婦共にきのこ派なの」

松坂「わかりました!こんな幼稚園こっちから願い下げだわ!」

吉永「…そうね!園長先生夫妻がここまで頑固なきのこ厨だったなんて!」

上尾「下らねえ!俺も辞めるわこんなとこ!!」

黒磯「そういう事です、お嬢さま…今までお世話になりました」

あい「黒磯!!…そんな」


49 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:47:02.10 ID:RA0gtpNz0
チーター河村「おい!松坂先生辞めちゃうんだってよ!」

ひとし「きのこたけのこ戦争の影響らしいな」

てるのぶ「臨時に椎造先生が戻ってくるって聞いたぞ!あの先生はきのこ派らしい」

久喜「ねえ宇集院くんちってお金持ちでしょ?なんとかできないの?」

宇集院「ど、どうだろう…僕のママきのこ派だからなあ…」



風間「幼稚園みんなこの話題でもちきりだね」

ネネ「先生が3人も辞めちゃうんだもんね…」

マサオ「僕、吉永先生に辞めてほしくないよ…」

ボー「みんな、おかしい」

しんのすけ「ほほう、これがきのこたけのこ戦争ですかあ~」


53 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:50:43.91 ID:RA0gtpNz0
―双葉商事


ひろし「どういう意味ですか部長!」

部長「そのままの意味だ。君は今日限りで辞めて貰うよ」

ひろし「な、何故!?」

部長「君はきのこ厨だそうだね…残念ながら異端者を会社に置いとくわけにはいかないのだよ」

ひろし「なっ…!!」

川口「先輩ってきのこ厨だったんだ…」

ユミ「うそ…係長サイテー」

ヨシりん「きのこ厨相手には当然の制裁ですね」

ひろし「く…クソッタレが!こんな会社こっちから辞めてやらあ!!」


57 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:53:22.98 ID:RA0gtpNz0
―テレビ局

剛太郎「…アクション仮面が打ち切り!?」

監督「君がいつまでもたけのこ派に入らないからだよ」

剛太郎「そんな理由で…!?」

監督「残念だが…この局では君はもう二度と使われることはないだろうね…」

剛太郎「…わかりました。でもせめて…未完で終わらせずに、きちんと最終回にしてもらえませんか」

監督「…そうだな。その方が良い」

剛太郎「…ありがとうございます」


63 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:55:37.43 ID:RA0gtpNz0
―道端

みさえ「あら、北本さんもたけのこ派?」

北本「そうだよ、ロベルトがきのこ派だって言うからさ、追い出してやったよ…まったく」

門呂「あの外人さんきのこ厨でしたの、んふ。やあね~、あはん」

みさえ「うちの旦那もきのこ厨で、なんとかならないかしら。あ、そういえばミッチーもきのこ厨だったみたいよ」

北本「あら、そうなのかい」

門呂「あらぁん、じゃああの娘、今度から無視してやりましょ…んふ」

北本「そうだねえ、それがいいよ。そういえば捨内さんもきのこ厨だってねえ」

門呂「いやぁん、彼女もなのぉ?汚らわしいわね、あはん」

みさえ「きのこ厨の考えることは分からないわね」


69 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 20:58:53.13 ID:RA0gtpNz0
―河原

竜子「ふかづめ 竜子!」

お京「四十肩の お京!」

2人「「埼玉紅さそり隊!!」」

竜子「…しっくりこねえな」

お京「2人が恋しいかい?」

竜子「そんなんじゃ…ねえよ!」

お京「あきらめな…きのことたけのこは共存できねえのさ…」

お京「代わりに同じきのこ派のアタイが入ったんだからさ…元気だしな」

竜子「…ああ」


70 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:01:22.92 ID:RA0gtpNz0
―鬼瓦リフォーム

築造「出て行きやがれ!!たけのこ派なんぞに娘はやらん!!!」

カンナ「…コウジ」

コウジ「…くっ、さよならカンナ…」

―よしい宅

うすと「はあ!?吹雪丸が打ち切り!?」

染谷「たけのこ厨の漫画なんかうちの雑誌には載せられないって編集長が、残念でしたね」

―タウン警察署麻薬取締科

汚田「まさか、にがりやさんがきのこ厨だったなんて!もう一緒にやってられません!!」

にがりや「上等だ、このたけのこ厨!!」

―かすかべ書店

中村『テンチョウ・キョウ・カギリデ・ヤメサセテ・モライマス』(ジェスチャー)

店長『ウセロ・キノコチュウ』(ジェスチャー)


72 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:05:17.48 ID:RA0gtpNz0
―馬の尻公園

風間「今日のかすかべ防衛隊の任務は最近はびこっているきのこたけのこ戦争の原因を調査することだ!」

マサオ「原因なんてあるのかな…」

ネネ「あきらかに異常じゃない!何か原因があるはずだわ!」

ボー「きのこ、たけのこ、どっちも美味しい」

しんのすけ「チョコビには負けるけどね」


木村「ハハハ、君達がこれを調査するって言うのかい?」

マコト「無理に決まってるよ!ww」

トモ(あ、しんちゃんもいる…)///

風間「あ…君達は!!」

しんのすけ「…誰だっけ?」


75 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:08:25.25 ID:RA0gtpNz0
木村「かすかべガーディアンキッズだ!!」

しんのすけ「おー、思い出した!」

マコト「残念だがお前らの出番はないぜ!ww」

木村「僕たちが原因を探っちゃうからね!!」

風間「むっ…」


ネネ「あんた、何しに来てんのよ」

トモ「何よ」

マサオ「ちょっと…女の戦い始めないでくれる?」


78 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:11:12.74 ID:RA0gtpNz0
―数時間後

風間「結局、何も見つからなかったね…」

マサオ「今日は遅いしもう帰ろうか…」

しんのすけ「お~!今日はアクション仮面が始まるから早く帰らなくちゃ!」

風間「ガーディアンキッズは何か見つけたのかな…」

ボー「ぼ?…誰か、ジョギング、してる」

ネネ「あら?あの子は…」

もとひさ「ハッ…ハッ…ハッ…ん?……おお、エイドリアン!!」

しんのすけ「おお、彼はいつかの」

ネネ「ちょっと!!私エイドリアンなんて名前じゃないもん!!」

もとひさ「照れるなよハニー」

ネネ「こいつキモイ…」


85 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:14:37.79 ID:RA0gtpNz0
風間「そうだ、ちょっと聞きたいんだけど…かすかべガーディアンキッズって見なかった?」

もとひさ「…何!?…かすかべガーディアンキッズ…だと…」

ネネ「え?何、何なの?」

マサオ「何か知ってるの?」

もとひさ「ジョギングの途中で変な噂してる子供がいた…」

もとひさ「ガーディアンキッズが変な奴らに捕まっていったと」

風間「…えっ」

ネネ「何…それ…」

マサオ「ひいぃ~」

ボー「ぼ」

しんのすけ「ほほ~誘拐ですな!」

風間「笑い事じゃないだろ!!」


87 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:18:18.57 ID:RA0gtpNz0
―野原家


みさえ「それで会社やめちゃったの!?」

ひろし「しょーがねーだろ。たけのこ厨の巣窟で働けるかってんだ」

ひまわり「た?」

しんのすけ「お?また喧嘩してるみたいだぞ」

ひまわり「たーい」

しんのすけ「あ…そうだった!もうすぐ!アクション仮面始まっちゃうぞ!!」

みさえ「あなたがそこまできのこ厨とは知らなかったわ!!もう離婚よ離婚!!」

ひろし「上等だ!!こっちもたけのこ厨なんかと一緒に暮らしていけるか!!」

ピンポーン

みさえ「誰よこんな時に!!」


むさえ「姉ちゃん…しばらく泊めて」

四郎「野原さ~ん」


90 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:22:04.03 ID:RA0gtpNz0
みさえ「それで…大家さんがたけのこ派だったからきのこ派のアンタ達は追い出されたと…」

むさえ「そうなのよ~トホホ」

四郎「どうしてもこれだけは譲れないっすよ」

みさえ「むさえ…まさ姉もたけのこ派なのに、なんで姉妹の中であんただけきのこ厨なのよ」

むさえ「だって~チョコが多いんだよ?最高じゃん」

みさえ「これだからきのこ厨は…」

ひろし「君達は何も間違っちゃいないぞ!…たけのこ厨なんぞに一歩も譲ってやる必要は無い!!」

みさえ「こいつらは…」

ピンポーン

みさえ「また客?今度は誰よ」


おケイ「ごめん…しばらく泊めてくれる?旦那が頑固なきのこ厨でさ…」


92 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:25:09.93 ID:RA0gtpNz0
しんのすけ「お、アクション仮面始まったぞ!」


―TV番組アクション仮面

アクション仮面「ぐわぁっ!!」

ミミ子「アクション仮面!!しっかりして!!…なんで?どうしてこうなるの??」

アクション仮面「何故だ…何故あなたと戦わなければならないんだ!!…教えてくれ!!北春日部博士!!」

北春日部「たけのここそ正義の証…君がたけのこを選ばないからこうなったのだ」

アクション仮面ムスメ「邪悪なるきのこを抹消し、たけのこだけの世界にしないと…この世は終わる」

ミミ子「な…なんですって…」

アクション仮面「なん…だと…だが…その話が本当だとしても…俺は考えを改めるつもりはない!!」


94 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:28:29.77 ID:RA0gtpNz0
北春日部「残念だよ…やってしまえ、アクション仮面ムスメ」

アクション仮面ムスメ「あなたの代わりに私が世界を平和にするわ…さよなら」

アクション仮面「ぐっ…!!ぐあああああああああああああああああああああっ!!!」

ミミ子「そんな…!やだ…!!…アクションかめーーーーーーん!!!」

北春日部「泣くなミミ子くん…これが正義のためなのだ」

ミミ子「正義のために…アクション仮面は犠牲になったの?」

アクション仮面ムスメ「そうよ…彼の死を無駄にしないためにも…この世からきのこを抹消しないといけないわ!」

ミミ子「グスッ…そうね…そうよね!」


全ては世界の平和のために―アクション仮面ムスメの戦いは続く!!今まで応援ありがとうございました!!


97 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:31:14.64 ID:RA0gtpNz0


しんのすけ「………」

ひまわり「た?」

しんのすけ「………」

ひまわり「たい?」

しんのすけ「………」

ひまわり「たい!!」

しんのすけ「………」

ひまわり「ててとたーたー…たい!」

しんのすけ「………」

ひまわり「たーい?」

しんのすけ「………」


98 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:31:56.05 ID:hGT3hkm00
これはひどいwww


102 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:34:39.03 ID:RA0gtpNz0
しんのすけ「オラ…きのこ派になる!!」

みさえ「な…何言ってるのあんた!!」

ひろし「…よく言った!!それでこそ俺の息子だ!!」

四郎「しんちゃんわかってるね~、やっぱりきのこだよね!」

おケイ「子供にゃあ、たけのこの良さは分かんないのかもねぇ…」

しんのすけ「アクション仮面はたけのこのせいで殺されちゃったんだぞ!!たけのこ許せないぞ!!」

ひろし「そんな理由かよ!!」


ピンポーン

みさえ「今日はお客さん多いわね…あら、ななこちゃん」

しんのすけ「ななこおねいさんっ!?」


104 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:39:50.96 ID:RA0gtpNz0
ななこ「こんばんわ、これ良かったら食べてください」

みさえ「きのこの山…どうしたの?こんなに沢山…」

ひろし「お!いいねえ」

ななこ「しのぶが過激なきのこ派で…こんなに沢山うちに持ってきちゃったんです」

ななこ「いらないって言ったら、絶交されちゃいました」

みさえ「あら、じゃあもしかしてななこちゃんって…」

ななこ「ええ、たけのこ派です」

しんのすけ「ななこおねいさん、たけのこ派なの?オラもたけのこ派になる!!」

ひろし「おいっ!!」


106 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:43:12.01 ID:RA0gtpNz0
むさえ「ちょっと!しんのすけはさっききのこ派って言ってたでしょ!」

しんのすけ「え、おお…そういえば!!」

四郎「キッチりしなよしんちゃん!!」

おケイ「ちょっとー、どうするつもりなのよ」

みさえ「ハッキリしなさい、しんのすけ!!」

ななこ「あら、みんなの言う通りだわ…しんちゃん、どっちなの?もちろんたけのこよね?」

しんのすけ「アクション仮面とななこおねいさん…オラ…オラ…」

しんのすけ「…どっちを選べばいいんだああああああ」


111 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:48:51.33 ID:RA0gtpNz0
みさえ「しんのすけは2階に逃げちゃったわ…」

四郎「子供には難しい選択でしたかねえ」

ひろし「まあ、良いさ…お、ニュース始まるじゃないか。どれどれ」


―TV番組ニュース

団「こんにちは、団羅座也です。本日のニュースをお届けいたします。」

団「それでは最初のニュースです」

団「全国各地で繰り広げられているきのこたけのこ戦争は活発し続け
  派閥争いによる家庭崩壊、企業の雇用問題にまで大きく発展しています」

団「きのこたけのこ戦争の影響で離婚したと思われる夫婦は少なくとも500宅を超えているものと思われます」

団「また企業においてはきのこ派の企業、たけのこ派の企業と大きく別れ
  違う派閥の社員がいれば即リストラにあうなど深刻な社会問題と化しています」

団「きのこ派を発表した企業・組織は双葉出版、スーパー獄門屋、劇団四毛、SML
                      秘密結社ホワイトスネイク団、温泉Gメン等」

団「たけのこ派の企業・組織は双葉商事、三木ボクシング、ひなげし歌劇団、SRI
                   秘密結社ブタのヒヅメ、有限会社スイートボーイズ等」

団「はあ…まったく、たけのこ厨の存在がこれほどタチの悪い奴らだったとは…」


115 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:52:17.67 ID:RA0gtpNz0
団「えー、それでは次のニュースです」



団「歴代の様々なきのこの山、たけのこの里が出展される明治製菓博が開催決定しました」

団「基本的な味はもちろんのこと、期間限定発売の味も全てを公開します」

団「きのこたけのこ以外にも明治製菓を支える様々なお菓子が出展されるとのことです」

団「入場者はどのお菓子でも自由に試食できるという話です」

団「開催場所は…」




ひろし「明治製菓博…」

みさえ「へえ…」


123 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 21:57:20.18 ID:RA0gtpNz0
―数日後、明治製菓博会場

みさえ「すごいわ!たけのこの里抹茶味!懐かしいわあ」

ひろし「うほっ!クラシックショコラベルギー風きのこの山まであるぜ!美味いんだよなあこれ!」

おケイ「あ、これってこだわりクッキーのたけのこの里じゃん!」

むさえ「おぉ!これはこれはきのこの山練乳風味のつぶつぶいちご!」

ななこ「あら、焼きリンゴクッキーとバニラチョコレートたけのこの里も美味しいわね」

四郎「野原さーん!北海道限定のレアチーズケーキ味きのこの山までありますよ!」

ひろし「ん?ところで、しんのすけ達はどうしたんだ?…お、これは赤ぶどう&白ぶどうきのこ!」

みさえ「キッズコーナーにいるわよ。風間くん達も来てたみたいで一緒に遊んでるわ…あ、これはメープル&マカダミアたけのこ!」


127 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:00:54.21 ID:RA0gtpNz0
しんのすけ「…ってことがあったんだぞ。ねえ風間くん、オラどっちを選べば良いかな?」

風間「知るかよ!」

ネネ「でも酷いわよね、大人の身勝手な派閥争いでアクション仮面を打ち切りにするなんて」

ネネ「たけのこ派ってそういう奴ばっかりなのかしら、軽蔑しちゃうわ」

マサオ「きのこ派も似たようなもんだよ…吹雪丸の作者がたけのこ派だからって打ち切りになったんだってさ…」

風間「そういえば、もえPも終わっちゃったんだよな…あれもきのこたけのこ戦争の影響なのかな…」

ネネ「あら、風間くんってもえPなんか見てたんだ」

風間「あ、いや…塾の女の子が言ってたんだよ!」

ネネ「…へぇ~」


130 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:04:38.85 ID:RA0gtpNz0
風間「そっ…そういえばさ、この前のガーディアンキッズの話だけどさ」

マサオ「あ、変な人達に捕まってたっていう…」

ネネ「まさか…ただの噂でしょう」

風間「それが塾の友達にクローバー幼稚園に通ってる子がいてさ、彼に聞いてみたんだけど…」

風間「普通に幼稚園に通ってるんだって…」

ネネ「な、なんだ…やっぱりただの噂じゃない」

マサオ「よ、よかったぁ」


131 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:06:48.67 ID:V8SxgHjL0
それでもボーちゃんなら・・・


132 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:07:43.21 ID:RA0gtpNz0
風間「ただ…様子が変だって言うんだ」

しんのすけ「ようす?」

風間「五人揃ってはきのこたけのこのどっちが上か議論ばかり繰り返すようになったんだって…」

ネネ「えっ…」

マサオ「ひ、ひぃ~」

ボー「なにそれこわい」


135 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:11:10.79 ID:RA0gtpNz0
風間「ま、まあ…あくまで聞いた話だけどね…!」

マサオ「…でも、こんな博覧祭までやっちゃうほどだし、大人達にとってきのこたけのこってそんなに大事な物なのかなあ」

ネネ「私、どっちが上とか決められないわあ」

しんのすけ「オラは…アクション仮面とななこお姉さんのどっちを選べばいいのか分からないぞ…」

ボー「ボー」

マサオ「あそこまで必死になる気持ちが分からないなあ」

風間「まあ、僕たちも大人になれば分かるのかもしれないね…」

ネネ「そうかしら…」


139 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:14:12.77 ID:RA0gtpNz0
ネネ「そうだ、大人達はお菓子に夢中で暇だし、リアルおままごとでもしない?」

マサオ「えっ…そ、それは…」

しんのすけ「オラはちょっと…今はやる気が…」

風間「今はそんな気分じゃないかな…ほら、お菓子食べようよ!」

ボー「ぼ、ぼー…」

ネネ「あら、いいじゃない。きのこたけのこ戦争で家庭崩壊する一家の設定で行きましょう!」

マサオ「ひ、ひぃ~」


141 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:19:18.36 ID:RA0gtpNz0
ネネ(母)「信じられないわあなた!きのこ厨だったなんて!!」

マサオ(父)「そ、そんな事言われたって…きのこの方が美味しいよ!」

風間(兄)「残念だけどさ…きのこの方が格上なのは事実だよ。父さんは悪くない」

ネネ(母)「何よ何よ!あんたまでそんな事言うの!?もういいわ、離婚よ離婚!!」

しんのすけ(妹)「ママの言う通りだわ。たけのこの里の方が美味しいじゃないの!」

ネネ(母)「ねえ、ボーちゃん!あなたもたけのこの里の方が好きよね!?」

ボー(末っ子)「ぼ、ボー…」

マサオ(父)「そんなことないよね?きのこの方が美味しいよね?」

ボー(末っ子)「ぼ、僕は…」

ボー「…ラッキーミニアーモンド…が、好き」


144 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:23:43.94 ID:RA0gtpNz0
ネネ「ちょっとボーちゃん!ちゃんと脚本通りにやってよ!」

しんのすけ「ボーちゃん、ラッキーミニアーモンドって?」

ボー「このお菓子…僕、これが一番、好き」

風間「へー…なんか小枝みたいなお菓子だね」

しんのすけ「短くてイガイガしたポッキーって感じだぞ」

マサオ「あ、美味しい」

ネネ「へぇ、ナッツが入ってるんだ」

ボー「だから、僕、ラッキーミニアーモンド派」

しんのすけ「ほうほう」


148 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:27:35.83 ID:RA0gtpNz0
ネネ「って、そうじゃなくて!」

しんのすけ「お?」

ネネ「おままごとの続きやるわよ!」

マサオ「え、あ…あぁ…」

ネネ「もう一回最初からやるわよ!脚本開いて!」

もえ子「ネネちゃーん、そろそろ帰るわよ」

ネネ「あっ…ママ!でも…まだおままごとの途中…」

風間「あ、あー…!ネネちゃんもう帰るんだ。残念だけど仕方ないね」

マサオ「う…うん!残念だなあ…これから面白くなるところだったのに!」

ボー「ぼ…ボー」

ネネ「うー…」


152 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:32:13.59 ID:RA0gtpNz0
―翌日、北与野研究所


北与野「へえ、明治製菓博に行ってきたのかい」

しんのすけ「そうなんだぞ」

北与野「楽しかったかい?いろんなお菓子があって楽しかっただろう」

しんのすけ「きのこたけのこばかり食べてていい加減に飽きちゃったぞ」

北与野「ハハハ」

しんのすけ「ねえ、博士はきのこ派?それともたけのこ派?」

北与野「う~ん、どっちも好きだから決められないなあ」

北与野「でも最近凄いね、みんなきのこたけのこの話ばっかり」

しんのすけ「そうなんだぞ。父ちゃん母ちゃんもずっとその喧嘩ばかりで、今日も」

北与野「それで逃げてきて、うちに来たわけか」


156 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:36:00.01 ID:RA0gtpNz0
北与野「でもそろそろ遅いから帰った方がいいよ。喧嘩も静まってきてる頃だろう」

しんのすけ「ほほ~い。じゃあ、博士バイバーイ」

北与野「気をつけて帰るんだよー…おや?曇ってきたか…雨でも降るんだろうか」

北与野「…しかし、変わった形の雲だな」



北与野「ささ、仕事の続きしなければ」

ジャー

北与野「?…トイレの水が流れる音?」


158 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:42:01.16 ID:RA0gtpNz0
北与野「しんのすけ君がまだ戻ってきたのだろうか」

ガタッ

北与野「誰もいない…?おかしいなあ」

北与野「気のせいかな…確かに音がしたと思ったんだけど」

カタッ

北与野「!?」

北与野「やっぱり誰かいる…?」

北与野「おーい、しんのすけ君かい?…何か忘れ物でも…」

北与野「おや…?…………君は誰だい」


しんこ「はじめまして、私しんこ」


161 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:46:50.80 ID:RA0gtpNz0
―数日後、野原家

ひろし「く~!やっぱりきのこの山はうめえなあ!」

むさえ「ビールによく合うよね~!」

みさえ「やっぱりたけのこの里美味しいわね~!」

おケイ「きのこ厨はビールで満足してるけど…私たちは…ほら、高級ワイン!」

ひろし「あ!おまえらズルイぞ!」

みさえ「きのこ厨に飲ませられるようなワインはありませ~ん。ビールでも十分贅沢なくらいよ」

おケイ「正確には第3のビールだけどね。それ」

むさえ「はあ…たけのこ厨ってこういう嫌がらせでしかアイデンティティを保てない器の小さい人間なんだよね」

みさえ「はあ?むさえもう一度言ってみなさいよ!」


しんのすけ「…父ちゃん!母ちゃん!」


163 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:51:56.87 ID:RA0gtpNz0
みさえ「何?しんちゃん」

ひろし「おお、どうした?」

しんのすけ「最近ずっときのこたけのこばっかりで飽きた!オラ、チョコビが食べたいぞ!」

ひろし「何馬鹿なこと言ってんだ、チョコビなんか食べさせられるか!」

みさえ「そうよ!しんちゃんにはきのこよりもたけのこの方が美味しいって知ってもらわなくちゃ!」

ひろし「逆だろ!きのこの方が美味しいって気づくさ!俺の息子だからな!」

みさえ「あら、あたしの息子でもあるのよ!たけのこに決まってるわ!」


しんのすけ「父ちゃんも母ちゃんも…みんなおかしいぞ!」


ピッ


しんのすけ「…お?」


164 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:56:02.57 ID:PUyM8+8L0
>ピッ

…血?

165 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:57:55.51 ID:6dHlMP+d0
テレビだろ


166 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 22:58:16.29 ID:RA0gtpNz0
おケイ「あら…テレビが勝手に付いたけど…?」

むさえ「何々?臨時ニュース?」



TV「立ち上がれ!きのこ勢力よ!」

TV「動き出せ!たけのこ勢力よ!」

TV「ついにこの日がやってきたのだ!」

TV「きのことたけのこのどっちが上か…いい加減決めようではないか!」

TV「この度…明治製菓博会場にて、きのこたけのこ戦争を開戦する!!」

TV「きのこ派たけのこ派それぞれに対応したトラックが迎えに来るのでそれに乗車してくれ!!」

TV「以上だ!繰り返す!…きのこたけのこの(ry」




169 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:03:20.03 ID:RA0gtpNz0
しんのすけ「え、何これ…わけわかんないぞ」

みさえ「そう…」

ひろし「ついに始まるのか…」

しんのすけ「…父ちゃん?…母ちゃん?」


ゴトゴトゴト…

トラック「こちらーきのこ派専用のトラックです。きのこ派の方は乗車してくださいー」

しんのすけ「…っ!!」

四郎「ついにきたんですね…」

むさえ「行こう…兄さん」

ひろし「ああ…じゃあなみさえ、戦場でまた会おう」

みさえ「…ええ」

しんのすけ「ちょっ…!父ちゃん!むさえちゃん!!」


171 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:05:09.23 ID:RA0gtpNz0
ゴトゴトゴト…

トラック「こちらーたけのこ派専用のトラックです、たけのこ派の方は乗車してくださいー」

おケイ「みさえ…私達も行こうか」

みさえ「…そうね」

しんのすけ「…母ちゃん!どこ行くの!?オラとひまわり置いていくの!?」

みさえ「……」

しんのすけ「かあちゃーん!!」


173 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:08:37.90 ID:RA0gtpNz0
ひまわり「…たい?」

シロ「ク~ン」

しんのすけ「…ひま…父ちゃんも母ちゃんもいなくなっちゃったぞ…」

ひまわり「たーい?」

しんのすけ「……」


177 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:11:22.87 ID:RA0gtpNz0
―明治製菓博会場

ケン「…大分集まったな」

チャコ「…ついに始まるのね」

ケン「…引き返すつもりは…無いんだな?」

チャコ「嫌よ…私、きのこ厨と同じ世界で暮らしていくなんて耐えられないわ」

ケン「そうか…」

チャコ「私達…これで終わりね」

ケン「次に会うときは…お互い戦場で、だな」

チャコ「……そうね」


179 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:14:21.21 ID:4mPG07Es0
泣けてきた


180 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:15:12.46 ID:RA0gtpNz0
―マングースマンション


風間「そうか…みんな一緒か」

マサオ「ママ…グスッ」

ネネ「泣くんじゃないわよ、男のくせに」

マサオ「だ、だって~」

風間「街の中、どこを探しても大人がいなくなってるよね」

風間「今頃…明治製菓博の会場にいるのかなあ」

ボー「きのこ派、たけのこ派、で戦争してる」

しんのすけ「…とりあえずオラ、チョコビ食べたいぞ」

ひまわり「たい」

ネネ「お腹すいたわね…外行きましょ。コンビニで何か食べれるかも」


181 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:16:18.48 ID:IpuSbGxI0
オトナていこ・・・おほん!


183 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:19:37.34 ID:RA0gtpNz0
―明治製菓博会場、きのこ軍アジト


ひろし「うわあ…ずいぶん集まってるなあ」

四郎「これ全員きのこ派なんですよね…
   これだけいれば、たけのこになんか簡単に勝てるんじゃないすか」

むさえ「いや…それは甘いんじゃない?」

ひろし「そうだな…たけのこ厨の数も同じくらいあると見た方が良いだろうな」

むさえ「きのこたけのこ戦争は全国規模で行われていたわ…
     むしろ、ここにいない人間は全員たけのこ厨と考えておいた方が妥当ね」

四郎「ひゃあ~っ!!大丈夫なんですかあ?」

ひろし「大丈夫だって、きのこが負けるはずが無いだろ」

園長「その通りですよ、野原さん」

ひろし「!…園長先生じゃないですか!」


188 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:23:08.31 ID:RA0gtpNz0
園長「でも、油断は禁物です。全力を尽くしましょう野原さん」

ひろし「そうですね」

むさえ「あっ…何かスピーチが始まるみたい」

ひろし「ん?…あいつがきのこ派のリーダーなのか?」



ケン「よく集まった、きのこ派の諸君」

ザワッ

ケン「きのこ軍には全国人口のおよそ40%近くが集まった」

ザワッ

竜子「マジ?そんなに集まってるのか?」

お京「きのこ派圧勝じゃねーか」

ザワッ


193 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:27:39.59 ID:RA0gtpNz0
ケン「安心するのはまだ早いぞ」

ケン「詳しく数えてはいないが…たけのこ軍もほぼ同数の人数だと思っておけ」

ザワッ

しじみ「えっ、マジで?」

鈴木「おいおい…ふざけんなよ…」

ザワッ


ひろし「条件は互角か…こりゃ楽な戦いには決してならないな」

園長「あれ…でも残りの20%はきのこ派でもたけのこ派でも無いって事ですかね」

ひろし「ん?…まあ、そうなりますね」


ケン「うむ、気づいたようだな…そう、残りの20%だ」


ひろし「えっ」


194 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:33:30.86 ID:RA0gtpNz0
―明治製菓博会場、たけのこ軍アジト

チャコ「戦争において、軍人の数は軍の戦力そのもの」

チャコ「だからまずはたけのこ派の人数できのこ派に圧倒的な差を見せつけるの」

チャコ「残りの20%…無所属の彼らを私達の仲間に取り込むのよ」

ザワッ

みさえ「え?どういう事?」

おケイ「説得してたけのこ派に懐柔させるってこと?」

吉永「そんなに上手く行くものでしょうか…」

ザワッ


196 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:37:03.55 ID:RA0gtpNz0
チャコ「では…今から、武器を配ります」

ザワッ

ななこ「武器? どういうことなの、パパ」

四十郎「分からん…! 武器で脅して無理矢理懐柔させるということか…?」

ザワッ

チャコ「きのこ軍も同じ作戦を実行してると思うわ」

チャコ「きのこ軍よりも先に、できるだけ多くの人間を仲間にするのよ!」


198 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:40:26.03 ID:RA0gtpNz0
―屈底宅

アツミ「あー、ダル~い」

アツミ「パパもママもどっか行っちゃったしー」

アツミ「ってゆぅかぁ~アツミ、チョー1人ぼっちなんですけどー」

アツミ「そーだ、しんちゃんとこにでも遊びに行こうかなー」

ガタッ

アツミ「!?…あ、ママ!?」

厚子「よお、アツミ!イイコにしてたかー?」


199 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:44:49.71 ID:RA0gtpNz0
アツミ「うん!チョーイイコにしてたよ!ママどこ行ってたの?」

厚子「ちょっとなー」

アツミ「あれ?…目につけてるその機械何?イケテルー!」

厚子「ん?この機械はさー、会場でもらったんだ」カチャ…

アツミ「?…何持ってるの?あ、オモチャの拳銃?イケテル~」

厚子「でしょ~」

ギョーン


203 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:48:28.74 ID:RA0gtpNz0
―コンビニ前

たけし「出てけ!ガキに食わせるもんはねーんだよ!」

ネネ「いいじゃない!ケチ!」

たけし「ふ~んだ」

マサオ「相手は小学生だよ…諦めて別のところ行こうよ…」

風間「そうだね、このまま喧嘩してても埒があかないよ」

ネネ「…ふん!」

しんのすけ「お腹すいたのにな~」


205 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:50:20.84 ID:RA0gtpNz0


ガサッ

たけし「…ん?あれ?大人か、まだこの街に大人いたのか?」

佐藤「……」

たけし「…いや、なんか喋ってよ。つーかそのスカウター何?」

佐藤「……」

ギョーン


ひまわり「た?」

風間「!…何?今の音?」


207 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:55:34.36 ID:RA0gtpNz0
ネネ「さっきのコンビニのとこから聞こえたけど…」

マサオ「あ!…大人だ!大人がいる!」

しんのすけ「おや?…さっきの小学生倒れてますぞ」

ボー「僕、見てた」

ボー「あの大人、レーザー銃、使った、そしたら、あの小学生、倒れた」

風間「え!?」


佐藤「!…他にもいたか!」

しんのすけ「あ、彼は確か八百屋の…」

風間「言ってる場合か!しんのすけ逃げるぞ!」

佐藤「まてっ!」


208 :VIPがお送りします :2010/03/31(水) 23:59:58.91 ID:RA0gtpNz0
ネネ「なんで!なんなの!?」

マサオ「も、もうわけわかんないよ…!!」

しんのすけ「おお、追ってくる~」

ボー「ぼ…ボー」


ガサッ

三木「…子供発見」


マサオ「ひいっ!」

しんのすけ「おお!?母ちゃんに運転教えてたバーコードだ!」

三木「バーコード言うな!」

ネネ「前方からも…!」

風間「しまった…はさまれた!」

ボー「しめん、そか」


209 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:02:53.25 ID:RA0gtpNz0
佐藤「くらえっ!!」ギョーン

しんのすけ「おおっと!」

佐藤「チッ…よけられた!」

風間「みんな!分散して逃げるんだ!」


三木「…隙あり!」ギョーン

ボー「風間くん!危ない!」ドンッ

風間「!…あ、ありがとう、ボーちゃん!」


210 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:05:18.77 ID:AgtH/ZGL0
ボー「…ボ!」ヒュルンッ

三木「なっ…こいつの鼻水…私の腕を固定しやがった…!」

佐藤「くっ…動けねえ!」

ボー「風間くん、今のうちに、逃げて」

風間「で…でも…!」

ボー「大丈夫、すぐに追いつく」


212 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:08:16.21 ID:AgtH/ZGL0
風間「で、できないよ…!」

ボー「2人同時に、縛り付けるのは、結構、つらい…早く」

三木「…くっ(鼻水が少し緩んだ…!今なら撃てる…!)」ギョーン

風間「…っ!」

ボー「うっ…!…しまった」

三木「おバカですねー」

風間「ぼ、ボーちゃん!」

ボー「はやく…にげて…」

風間「ごめん…!ボーちゃんっ!」バッ


213 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:15:37.27 ID:AgtH/ZGL0
―道端

ネネ「ハァ…ハァ…もう追ってこないわね」

マサオ「…しんちゃん達は逃げられたかなあ」

ネネ「そうだと良いけど…どこかで合流出来ないかしら」


松坂「あら、そんなに私達と合流したかったのかしら」

ネネ「えっ…!?」


吉永「先生達も会いたかったのよ」

上尾「ふ…ふふふ…」


215 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:19:54.52 ID:AgtH/ZGL0
ネネ「うそ…」

マサオ「先生達まで…さっきの人と同じ武器を持ってる…!」



上尾「スカウターによると…ふむ…ネネちゃんはたけのこ派になれますね」

松坂「で…こっちのオニギリはきのこってわけ?」

吉永「じゃあ、ネネちゃんは懐柔、マサオくんは捕虜ってことね」

松坂「くれぐれもオニギリにレーザー当てないようにね」

吉永「わかってるわよ」


マサオ「……え??」

ネネ「い、いったい何の話なの…?」


217 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:23:35.58 ID:AgtH/ZGL0
上尾「マサオくんはレーザー当たったら危ないからこっちにおいで」

吉永「マサオくーん、、そこにいたら危ないのこっちにきて、ね?いい子だから」


マサオ「そ…そんなこと、言われても…足が竦んで…」

ネネ「ど、どういうことなの?…何でネネだけ?」


松坂「ほら、オニギリ、こっちに来なさい…
    あーもう、上尾先生、無理矢理でいいから引っ張ってやってよ」

上尾「は~い」


あい「おまちなさい!」

先生達「「「!!??」」」

マサオ「あ、あいちゃん!!」


218 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:28:51.11 ID:AgtH/ZGL0
あい「辞めたとは言え、仮にも先生とあろうお方が園児を虐めるなんて、あいは軽蔑しましたわ!」

松坂「何よ、子どもが大人の仕事に口出ししてんじゃないわよ」

吉永「あいちゃん、これはイジメなんかじゃないのよ。正義の行いなの」

あい「いいえ、ちっともそうは見えませんわ!一体何が起きていますの?」

あい「うちの家族も使用人もみんな消えてしまって、これは異常ですわ!」

あい「先生方!一体何が起きてるのか答えてくださいまし!」


吉永「…分からない?きのこたけのこ戦争よ」

あい「きのこたけのこ戦争…これが?」

松坂「そうよ」


221 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:32:28.06 ID:AgtH/ZGL0
上尾「ま…まつざか先生!」

松坂「何?」

上尾「あいちゃんも…たけのこ派の素質があります」

吉永「えっ…!」

松坂「…しめたっ!」バッ

あい「!…何をするんですのまつざか先生!」


マサオ「あ、あいちゃん!」

ネネ「ちょっ…あいちゃんに何する気なの!」


222 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:35:33.85 ID:AgtH/ZGL0
あい「は、話してくださいまし!」

吉永「しっかり掴んでてね」

松坂「ええ…」

吉永「行くわよ!」ギョーン

あい「何を…!…うっ」バタッ

上尾「や、やりましたね…!」


マサオ「あ…あいちゃんっ…!!」


223 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:39:44.74 ID:AgtH/ZGL0
松坂「よし、次はネネちゃんの番ね…っ!」

マサオ「うおおおおおおおっ!!」

吉永「えっ!?」

マサオ「とりゃあっっ!」バッ

上尾「きゃあっ…!」バタッ

マサオ「おらあああっ!!」ガタッ

吉永「ひっ…!!」バタッ

マサオ「てやんでええい!!」グンッ

松坂「ぐっ…!!な、なんなのこのオニギリ…」バタッ


ネネ「マサオくんが…キレた!」


228 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 00:44:49.03 ID:W2f4wGET0
映画のマサオはガチで男前で困る


250 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 01:21:36.59 ID:AgtH/ZGL0
マサオ「あ、あいちゃん…!!」

あい「う…」

ネネ「い、生きてるわ…!」

マサオ「よかった…」

あい「た…」

ネネ「でも…まともにレーザー食らってたのに外傷も全く無いなんて…いったい何の武器なのかしら」

あい「…のこ」

マサオ「えっ?どうしたの…あいちゃん?」

あい「た…たけ…こ…た…けの…」

ネネ「えっ…?」

あい「たた…けの…こたけのたここのこ…こ…た…け…た……たけのこ!!」

2人「「えっ!!??」」


254 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 01:30:57.84 ID:AgtH/ZGL0
あい「そうですわ…なんで気づかなかったのでしょう…たけのここそが正義…」

マサオ「え…なに言ってるの…あいちゃん」

ネネ「ちょっと…」

あい「先生方が持ってた銃…これを使えば良いんですのね」カチャ

マサオ「あ…あいちゃん?」

ネネ「なにか変だわ…」

あい「動かないでくださいまし」ギョーン

ネネ「きゃっ!」

あい「あら、よけられましたわ」

マサオ「ね、ネネちゃん!」

ネネ「バカおにぎり!…逃げるわよ!!」バッ


256 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 01:40:10.55 ID:AgtH/ZGL0
―野原家前

しんのすけ「ハア…ッ、ひまわりおぶって走るのは流石に疲れるぞ…」

シロ「ワン!ワン!」

しんのすけ「おおシロ、お前も無事だったか」

ひまわり「た!」

しんのすけ「どうしたひまわり?…お」


ひろし「…ん?」

しんのすけ「…とーちゃん!」

ひろし「……」

ひろし「…………ガキがいたぞ!!!」


261 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 01:50:09.34 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「!!…とーちゃん…?」

シロ「ワン!ワン!」(逃げなきゃ!)


園長「どこですか!野原さん!」

ひろし「あいつだ!」

黒磯「園長先生、スカウターで見てみてどうですか?」

園長「ちょっと待ってください…ええっと、上手く照準が合わない」

ひろし「…なら、とりあえず捕まえるぞ!」


しんのすけ「ハア…ハア…まだ追って来るぞ」

ひまわり「たーい」

しんのすけ「ハア…え!?」


みさえ「あら、しんちゃん」


264 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 01:59:25.96 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「…かーちゃん!」


ひろし「まて、みさえ!そいつは俺達きのこ軍が捕まえる」

みさえ「あら、アンタ達なんかに渡せるもんですか」

ひまわり「たい…?」

しんのすけ(父ちゃんも母ちゃんも普通じゃないぞ…逃げなきゃ…でもどうやって)

ななこ「あら、しんちゃん」

しんのすけ「え、ななこおねいさん!…って、ななこおねいさんも銃を持ってるぞ…」

ななこ「大丈夫よ。この銃は全然痛くないから」

みさえ「ななこちゃんもいるのよ、たけのこ軍に来なさい、しんのすけ」

ひろし「いーや、きのこだよなあ、しんのすけ」


アクション仮面「やめたまえ、子どもが嫌がっているではないか」

一同「「「「!!!!!」」」」

しんのすけ「…アクション仮面っ!?」


270 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:10:21.03 ID:AgtH/ZGL0
ひろし「なんだあんた!邪魔する気か?」

みさえ「あんたどっちの味方なのよ!?」

アクション仮面「……」

園長「野原さん…こいつには…レーザーが効きませんよ!」

ひろし「何?…どういうことだ」

園長「きのこたけのこ、共に同値…こいつ、DO派です!」

アクション仮面「いかにも、わたしはDO派だ」

みさえ「DO派ですって…」

ひろし「マジかよ、そんな甘い考えの持ち主が本当にいたとは…」


274 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:18:07.36 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「そういうわけだ、彼は頂いて行く」

しんのすけ「え?…おっ」ヒョイッ

ひろし「あっ…!待て!!」

みさえ「ちょっと!そいつは置いていきなさいよ!」

アクション仮面「さらばだ!」


279 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:23:24.41 ID:AgtH/ZGL0
―熊の尻公園

マサオ「あ!…風間くん、こんな所にいた!」

風間「マサオくん…!」

ネネ「しんちゃんとボーちゃんは!?」

風間「しんのすけは知らない…ボーちゃんは…僕のせいで…っ!」

ネネ「うそ…」

マサオ「そ…そんな…」


ネネ「とりあえず…大人達に見つからない内にどこかに隠れましょう!」

風間「…そ、そうだね…」

マサオ「なんか天気も悪くなってきたしね…」

ネネ「本当だ…なんか変な形の雲だわ」


281 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:29:43.40 ID:AgtH/ZGL0
風間「でも…どこに隠れよう」

ネネ「そーねえ」


ジャー



マサオ「!?…水が流れる音?」

ネネ「公衆トイレに誰かいるみたい…」

風間「お、大人達かな…逃げなきゃ」

しんこ「どこに?」

ネネ「それを今考えて…って、え?」

マサオ「君はたしか…」

風間「し、しんこちゃん!」


282 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:36:14.08 ID:AgtH/ZGL0
しんこ「お久しぶり」


風間「君も追われているのかい?」

しんこ「ええ、まあ」

ネネ「じゃあ、一緒に行動しましょう、人数は多い方が安心だわ」

マサオ「そ、そうだね」

しんこ「それは良い考え。じゃあ、一緒に行きましょ」

風間「え、どこに?」

しんこ「北与野研究所」


284 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:44:40.34 ID:AgtH/ZGL0
―北与野研究所

しんこ「ごめんくださーい」

北与野「お、来たかしんこちゃん」

風間「ここは…安全なの?」

アクション仮面「…安心しなさい。ここは安全だ」

しんのすけ「よ!」

ネネ「えっ…!」

マサオ「しんちゃん…!それに…アクション仮面まで?」

アクション仮面「北与野博士!DO派がだいぶ集まったと聞いたのですが」

北与野「ああ、きのこたけのこには到底及ばんがね、ある程度の数にはなったよ」

風間「あ、あの…何が起きてるのか理解出来ないんですけど」

マサオ「そうだよ…みんないったいどうしちゃったの?」

しんこ「…博士」

北与野「うむ…今から話そう。一体世の中で何が起きてるのか」


286 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:50:10.51 ID:AgtH/ZGL0
北与野「古来より日本人はきのこたけのこのどちらが格上かで論争するのが好きだった」

北与野「でも、それはあくまで会話のネタというレベルであり、お遊びの論争だったんだ」

風間「それが段々発展してここまで大きくなっていったとは考えにくいですけど…」

北与野「もちろんそうだ、この戦争を引き起こした黒幕がいる」

しんのすけ「世界征服を企む悪の組織?」

アクション「目的が世界征服かどうかは分からないが…悪には違いないな」

北与野「奴らは明治製菓から売り出されるチョコ全てに、特殊な微粒子を混入させた」

北与野「チョコの匂いのせいで、あそこまで過激なきのこ派たけのこ派となったわけだ」

風間「じゃあ、黒幕は明治製菓?」

アクション仮面「いや…彼らは利用されただけだ。明治製菓の社長は我々が捕獲した」

北与野「うむ、社長は脅されてこれらの行為を行わされたようだ」


287 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 02:56:00.47 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「あのレーザー銃とスカウターは?」

北与野「あれは実はレーザーじゃない…通常の100倍のチョコの匂いを噴射する銃だ」

北与野「あれを食らえば、今おかしくなってる大人達と同じようになってしまう」

北与野「スカウターは匂いを食らったらきのこ派になるかたけのこ派になるかを識別する装置だ」

ネネ「あ、ガーディアンキッズが突然きのこたけのこ戦争するようになったのって…!」

北与野「おそらく…銃の実験台にされたのだろうな」

風間「なるほど…でも何で大人達ばっかり?ほとんどの子どもはそんなに影響受けてないみたいですよね」

北与野「奴らからスカウターを一つ奪うことができた…これを使えば分かるよ」


290 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:00:06.06 ID:AgtH/ZGL0
北与野「このスカウターを使うと…風間くんは78k56tだね」

風間「どういう意味ですか…?」

北与野「kはきのこがどれくらい好きかと言う値、tはたけのこの値だね」

北与野「つまり君はどちらかと言えばきのこ派なわけだ」

風間「え…?まあ、どっちかというときのこの方が好きですけど…たけのこも普通に好きですよ」

北与野「大人達も元々はそんな感じだったんだよ…この値が高ければ高いほどチョコの臭いでおかしくなる」

北与野「どちらか片方しか認めない過激派へと変貌するんだ」

ネネ「大人達はみんなどちらかの数値が子どもよりも多くあるってこと?」

北与野「そう、子どもって色んなお菓子食べるだろう?だから一つの菓子に対する執着ってそんなに無いんだ」

北与野「でも、大人になるとそんなに食べなくなる」

北与野「すると、子どもの頃から食べてたものに対する執着が高くなるんだ。思い出の味だからね」

北与野「そして、銃から噴射される匂いには通常の臭いの100倍効果がある」

北与野「風間くんを銃で撃ったら…きのこ値の方が高いからきのこ派になるね」


291 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:06:16.02 ID:AgtH/ZGL0
風間「そういう仕組みだったのか」

しんのすけ「でもアクション仮面には銃が効かなかったんだぞ、正義の味方だから」

アクション仮面「ハハハ、残念ながらそれだけが理由じゃないんだよ」

北与野「アクション仮面、彼はね…174k174tなんだよ」

風間「?…あ、どっちも同じ数値!」

しんこ「そ、彼はDO派なの」

アクション仮面「『どっちも美味しい派』…略してDO派さ!」

北与野「ちなみに私もDO派なんだよ」

風間「しかし対応が早いですね…もしかして事前からこの計画に気づいていたんですか?」

北与野「ああ、しんこちゃんが教えてくれたんだ。近々戦争が起きるから対策しておいた方がいいってね」

しんこ「この機械を解析して欲しかったんだけど、DO派の科学者なんて中々見つからなくて大変だったわ」

風間「何で君が事前にそんな事知ってたの?」

しんこ「それはプライベートですので」

しんのすけ「ほうほう」


292 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:10:33.62 ID:AgtH/ZGL0
北与野「というわけでね、この戦争を終わらせるために全国からDO派を集めていたんだよ」

北与野「条件が難しいからね…両派閥とくらべるとそんなに多くないけど」

風間「いったいこんな戦争を起こした黒幕は誰なんですか!?」

北与野「うん、ある程度察しはついてるんだけどね…チョコの匂いでは大きく分けて5種類の派閥が出来上がるんだ」

ネネ「5種類も?」

北与野「きのこ値が高ければきのこ派、逆ならたけのこ、同じならDO派…これはさっき話したね」

マサオ「う、うん」

北与野「けど、数値が両方0だった場合、これはDOではなく、『どうでもいい派』…略してDI派だ」

北与野「何故呼び分けるのかというとね…DO派と違ってDI派はきのこたけのこ、それその物に興味がないのさ」

しんのすけ「そんなのいるの?」

アクション仮面「一人だけ接触できた…野原せましという人物だ」

しんのすけ「はて?どこかで聞いたような名前…」

アクション仮面「彼は心の狭い人物みたいで…残念ながら協力してもらえなかったよ」


293 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:15:29.27 ID:AgtH/ZGL0
風間「はあ、それで最後の派閥は?」

北与野「うむ、それがね…チョコ匂いが反応するのはきのこたけのこだけじゃないみたいなんだ」

北与野「このスカウターじゃ測ることはできないもう一つの…あるお菓子にも反応するのさ」

マサオ「あるお菓子…?」

北与野「うん、それはね…」


ガシャーン


アクション仮面「むっ!!??侵入者か!」

ネネ「え!嘘!」

マサオ「う、うわあ~」


295 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:20:07.19 ID:AgtH/ZGL0
アミーゴ鈴木「こいつらが…中立派を気取ってるDO派か」

ヘクソン「……普通の家だな」

Dr.アカマミレ「薬品の匂いがするな…」

マカオ「あら、なんて素敵な家なのかしら、ねえジョマ」

ジョマ「でもこいつらDO派は戦争を止めようとしてるのよ、マカオ」

マカオ「あら、それは困るわね、ジョマ」

ジョマ「そうね、マカオ」

パラダイスキング「戦争を止められたら困るんだぜえ…DO派さんよお」


風間「博士…奴らは!?」

北与野「奴らは第三勢力…そして恐らくはこの戦争の黒幕…すぎのこ派だ!」


301 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:25:42.37 ID:AgtH/ZGL0
風間「すぎのこ派?…何なんですかそれは!?」

北与野「君達は知らないだろうが…」

北与野「かつては『きのこの山』『たけのこの里』『すぎのこ村』の3種類が売られていたのだ」

北与野「彼らはすぎのこ村の派閥なのさ」

ネネ「え?…でもそれはもう売られていないんでしょう?」

マサオ「そうだよ…なんで未だにそんな派閥が存在するの?」

アカマミレ「良い所に気がついたな少年」

アミーゴ鈴木「すぎのこ村が無くなったからといって、すぎのこ派が消えるとは限らない」

マカオ「私達はずっと待っていたの…両派閥を滅ぼすチャンスをね」

ジョマ「この戦争において…両派閥は互いに弱体化を免れない」

パラダイスキング「その時こそ…両者を討ち滅ぼし、俺達すぎのこ派の時代が来るのさ!」


304 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:30:21.76 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「その為に…この戦争を引き起こしたと言うのか…」

パラダイスキング「そういうことだ…さあ、おとなしく俺達に従ってもらおうか」

アクション仮面「…断る!…みんな、ここは一先ず逃げるぞ!


しんこ「みんな、こっちよ」

マサオ「う、うん!」

風間「しんのすけも早く!」

しんのすけ「お、おお」

北与野「さあ、みんな!早くこの車に…うっ!」

ネネ「は…博士が…!」

アクション仮面「…すぎのこ派か!?」

しんのすけ「…え」

風間「…そんな、まさか…!」


ボー「…逃がさないよ、みんな」


308 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:35:05.80 ID:AgtH/ZGL0
北与野「な…なんだこの鼻水は!…動けない!」

風間「嘘だろボーちゃん…!!」

ネネ「ボーちゃん…!どうして…!?」

ボー「僕、明治製菓博会場で言った。ラッキーミニアーモンド派、って」

アクション仮面「ラッキーミニアーモンドだと…まさか…!」

ヘクソン「ラッキーミニアーモンド…それはかつてのすぎのこ村」

アカマミレ「すぎのこ村は絶滅なんかしてなかったのさ」

パラダイスキング「ラッキーミニアーモンドへとパッケージを変えて…ひっそりと売られ続けていたんだよ!」


310 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:38:39.60 ID:fz3M8zkR0
ふかい・・・


312 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:40:02.67 ID:AgtH/ZGL0
風間「目をさますんだ!ボーちゃん!君は匂いでおかしくなってるだけなんだよ」

ボー「おかしいのは世界の方だ…何故すぎのこ村が隔離されなければならない」

しんのすけ「駄目だぞ…完全に匂いにやられてるぞ!」

北与野「剛太郎くん!…私のことは良いから逃げるんだ!」

アクション仮面「し…しかし!」

北与野「私はやれるだけの事はやった…後は頼んだぞ!」

アクション仮面「くっ…!逃げるぞ!」ギュルンッ


ヘクソン「…追わないのか?」

パラダイスキング「ん?もうアカマミレとアミーゴ鈴木が追ってるぜ」

マカオ「あら、そういえばいつの間にかいないわね」

ジョマ「んもう…早すぎる男は嫌われちゃうわよ」

ボー「…ぼ」

北与野「…くそっ」


315 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:45:12.29 ID:AgtH/ZGL0
―車内

しんのすけ「アクション仮面…なんで逃げちゃうんだぞ!正義の味方なのに!」

アクション仮面「気合を入れるためにこんな格好をしてるが…私はただの俳優なんだよ」

アクション仮面「…あの人数に一人じゃ勝てない」

しんのすけ「そんな事ないぞ!…アクション仮面ならあんな奴ら敵じゃないぞ!」

アクション仮面「…ありがとう。でも、すまない」

マサオ「…あ!奴らが追ってきてる!」

アクション仮面「な…何!?」


アカマミレ「さっさと止まった方が良いぜ」カチャ

アミーゴ鈴木「下手するなよ、アカマミレ」

アカマミレ「分かってら!」バンバン!


317 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:50:10.43 ID:AgtH/ZGL0
風間「うわっ!今度は本物の銃!?」

マサオ「ひい~」

アクション仮面「みんな!伏せるんだ!」


アカマミレ「チョコマカ動きやがって!」

アミーゴ鈴木「何をトロトロやっている」

アカマミレ「てめえは黙って運転してろ!」

バンバン!


アカマミレ「なっ!?」

アミーゴ鈴木「何…?パンクだと」

アカマミレ「どういう事だ!?奴らは銃を持っていないはず…」

アミーゴ鈴木「別の車からだ」

アカマミレ「…何?」


318 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 03:55:41.41 ID:AgtH/ZGL0
指宿「そこまでよ!すぎのこ派!」カチャ

ジャッキー「間に合ったようね」


風間「え…?彼女たちは!?」

アクション仮面「DO派の同志…指宿くんとジャッキーだ」


指宿「あ、アクション仮面こんにちわー」

ジャッキー「ここは私達が何とかするからアジトに向かって」


アクション仮面「…わかった!」

風間「だ、大丈夫なんですか…!?」

アクション仮面「大丈夫、彼女たちは戦闘のプロだ…!急ごう!」


320 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:00:49.26 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「違うぞ…!」

ネネ「しんちゃん…?」

しんのすけ「戦いは女の人に任せて逃げるなんて…そんなのヒーローじゃないぞ!」

風間「お、落ち着けしんのすけ…この人は…」

アクション仮面「……ごめんよ。ただの俳優ではこれが精一杯なんだ」


321 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:05:05.18 ID:AgtH/ZGL0
―車内

アクション仮面「もうすぐアジトに着くぞ!」

マサオ「そこに行けば安全なんだね!」

ネネ「よかった…とりあえずは安心ね」

しんこ「…あら、しんちゃんがいないわ」

ひまわり「たい」

風間「…な、なんだって!」

アクション仮面「なっ…!!まさか…私の情けなさに絶望して逃げ出したのか!?」


324 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:07:13.18 ID:AgtH/ZGL0
―道端


しんのすけ「ハア…ハア…」

しんのすけ「……うぅ」

しんのすけ「……」


ガサッ

ひろし「見つけたぞ…しんのすけ!!」

しんのすけ「!!!」


326 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:11:20.92 ID:AgtH/ZGL0
ひろし「待て!逃げるな!」ギョーン

しんのすけ「やだ~!今の父ちゃん変なんだもん!」

ひろし「チョコマカ動きやがって」ギョーンギョーン

しんのすけ「うわあっ!」

ひろし「まてこら!」ギョーン


ギョーン

しんのすけ「…えっ!?逆の方向からレーザーが!?」

ひろし「な…!?たけのこ厨か!」


みさえ「見つけたわ…しんちゃん!!」


327 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:15:11.27 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「前には母ちゃん…後ろには父ちゃん…」

しんのすけ「絶体絶命だぞ…」


みさえ「あら、あなたもこんな所にいたの」

ひろし「…まずはたけのこ厨を倒さないといけないようだな…」

みさえ「違うわね…倒されるのはきのこ厨よ」

しんのすけ「え?」


ひろし「ハア…ハア…」

みさえ「ハア…結構痛いわね…」

ひろし「降参すれば…ハア…終わるぜ」

みさえ「あら…ハア…降参するのはそっちでしょう?」


しんのすけ「なんで…何で殴り合いになるんだぞ!!」

ひろし「ガキは黙ってな…」

みさえ「たけのこ派ときのこ派はこうなる運命なの…」


329 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:20:06.25 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「…どんどん悪化してるぞ」

しんのすけ「これが全部チョコの匂いのせい…?」

しんのすけ「……」

しんのすけ「…そうだ、匂いには…匂いで対抗すれば良いんだぞ!」


ひろし「…だっ、何すんだしんのすけ!」

みさえ「靴を脱がせた…?なにする気なのしんちゃん」

しんのすけ「とおっ!!」

ひろし「ふぐぅっ!!く…くっさ!!」バタッ

みさえ「な…っ!!」

しんのすけ「母ちゃんも…とおっ!」

みさえ「くっ…こっちくんな!!…ちょっ…うっ!!くっさ!!」バタッ

しんのすけ「や…やったぞ!」


333 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:22:31.64 ID:buQ9g0XB0
やばい泣けてきた


334 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:25:20.66 ID:AgtH/ZGL0
―今よりちょっとだけ昔、野原家


ヨシりん「みさえさ~ん、聞いてくださいよ、ミッチーが~」

ミッチー「ヨシりんたら、納豆に生卵混ぜるんですよ。あり得ないですよ!」

しんのすけ「!!!…ミッチーの言う通りだぞ!!納豆にはネギだけで十分だぞ!」

銀の介「…いや!ヨシりんは間違っておらんぞ!さらに一工夫つけてもいいじゃないか!!」

みさえ「いや…どうでもいいでしょ、そんな事」

ひろし「お…納豆に生卵か…俺も久しぶりにやってみるかな」

しんのすけ「久しぶり…?」

ひろし「ああ…普段はネギだけなんだが、精を付けたいときは生卵を混ぜる」

四人「「「「つ…使い分けてる!!」」」」


335 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:30:05.45 ID:AgtH/ZGL0
ミッチー「そうよ!使い分ければいいんだわ!」

しんのすけ「そう考えると生卵も中々だぞ」

銀の介「こんな大事なことをまさか孫に教わるとはな…」

ヨシりん「見直しました、野原さん!」

ひろし「ていうか、人んちで何やってんだお前ら!」

みさえ「頭いてえ…」

ひまわり「たい?」




341 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:35:20.41 ID:AgtH/ZGL0
みさえ(ああ、昔はそんな事もあったなあ…)

ひろし(あれは何時のことだったか…懐かしいな)

みさえ(私達…何を争っていたんだろう)

ひろし(すでに答えは知っていたんじゃないか)

みさえ(普段はたけのこを食べるけど…ちょっと不味い物を食べたいときはきのこの山)

ひろし(普段はきのこを食べるけど…ちょっとしたゲテモノを食べたいときはたけのこの里)

ピシィッ

二人((そうやって…使い分ければいいんだ!!!))

パリンッ

二人((争う必要なんて無かったんだ!!!!!))

パリィーン


345 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:37:59.31 ID:AgtH/ZGL0


ひろし「うっ…ううっ…」

みさえ「しく…しく…」

しんのすけ「父ちゃん…母ちゃん…」

ひろし「ごめん…ごめんなしんのすけ…」

みさえ「…ごめんね…しんちゃん…」

しんのすけ「……うん」


352 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:45:55.24 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「しんのすけ君!」

しんのすけ「お?」

風間「何やってるんだよしんのすけ!危ないだろ!」

マサオ「って、ひぃっ!…しんちゃんのパパとママ!…逃げなきゃ!」

しんのすけ「もう大丈夫だぞ」

ネネ「え?」

ひろし「えっと…この度はご迷惑をおかけしてすみませんでした」

みさえ「…本当にすみません」

アクション仮面「正気に戻ってる…!?しんのすけ君、君がやったのかい?」

しんのすけ「うん、まあ」

アクション仮面「信じられない…戻してしまうなんて」

しんこ「パパとママ元に戻ったって…良かったね、ひまちゃん」

ひまわり「たい?」

アクション仮面「とにかく…正気に戻ったなら一緒にアジトへ行きましょう!」


354 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:46:06.96 ID:uBiYYJI80
結局歩み寄ってないwwww


358 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:51:02.74 ID:AgtH/ZGL0
―DO派アジト

アクション仮面「着いた、ここだ」

マサオ「…ここが」

ひろし「あ、焼き鳥屋のマスター!」

マスターヨダ「おお?…君達無事だったかい」

みさえ「ええ、マスターDO派だったんだ」

しんのすけ「ほほ~…お?」

武蔵野「…ん?しんのすけじゃないか!」

しんのすけ「師匠!修行の旅に出てたんじゃ…」

武蔵野「この状況で修業だ何だ行ってられないだろ」

しんのすけ「それもそうかー」

武蔵野「そうだ、さっきしんのすけの知り合いって人にあったぞ」

しんのすけ「お?」


359 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 04:55:15.38 ID:AgtH/ZGL0
スーザン「あら、しんちゃんじゃない~久しぶり~」

しんのすけ「おお、スーザン!」

スーザン「大変だったでしょ~」

しんのすけ「それほどでも~」

スーザン「そうそう、しんちゃん知ってた?オマタさんが日本に来てるのよ今」

しんのすけ「え?本当に?」

スーザン「久しぶりに来日したと思ったらこんな事になっててビックリしたでしょうねー」

しんのすけ「ですな~」

スーザン「なんでもモロダシ共和国の同盟国で王家の秘宝が盗まれたらしいのよ」

スーザン「犯人は今日本に潜伏していて、それを追ってきたらしいの」

しんのすけ「ほほう」

スーザン「そういえば、その国の王子を始めて見たときはビックリしたとか言ってたわよ」

しんのすけ「へぇ」


362 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:00:15.89 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「なるほど…それが今回の事件と関係していると」

スンノケシ「分かりません」

オマタ「デモ、秘宝ガ盗マレタ件ト今回ノキノコタケノコ戦争ガ同時期ニ起キタノハ偶然トハ考エニクイ」

アクション仮面「恐らくすぎのこ派の仕業だと思います…奴らめ、それが目的なのか」

オマタ「モシ、コノ戦争ノ中デ秘宝ガ発動スレバ…両派閥ハ全滅スルデショウ」

スンノケシ「一刻も早く、犯人を捕まえなければなりません」

アクション仮面「…では私も同行しましょう」


363 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:04:20.95 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「お、アクション仮面がスピーチ始めるぞ」


ザワザワ

アクション仮面「DO派の諸君、よく聞いて欲しい」

アクション仮面「まずは全員を大きく3チームに分ける」

アクション仮面「AチームとBチームは両派閥のリーダーに戦争を止めるように要求する為に明治製菓博会場へ向かう」

アクション仮面「Cチームはチョコの匂いを無効化する為にすぎのこ軍アジトへ向かう」

アクション仮面「用意した車があるのでそれぞれのチームで乗ってくれ」

アクション仮面「戦闘向きでない人間は、戦争が終わるまでこのアジトに潜伏していてくれ」

アクション仮面「以上だ」

ザワザワ


364 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:10:09.48 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「武蔵野さん、スーザンさん、両チームの事は任せました」

武蔵野「ああ、しっかりやってみせるぜ」

スーザン「元グリーンベレーの力を見せてやるわ!」

しんのすけ「…アクション仮面!」

アクション仮面「しんのすけ君…君にはお礼を言わないとな」

しんのすけ「え?」

アクション仮面「君の言葉で目がさめたよ…」

アクション仮面「私はただの俳優だが…それでもDO派のリーダーを任されているんだ」

アクション仮面「この衣装に身を包んだのは…ヒーローとなってこの戦争を止めて見せると誓ったからだったのに」

しんのすけ「アクション仮面…」


365 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:13:57.00 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「君が期待しているような活躍は出来ないかもしれない…」

アクション仮面「だが、それでも全力をつくして…すぎのこ派を潰してくるよ!」

しんのすけ「…うん!オラアクション仮面を信じてるぞ!…だって正義のヒーローだもん!」

アクション仮面「……ところでしんのすけ君」

しんのすけ「お?」

アクション仮面「実はアジトにある国の王子が来てるんだが会っておくと良いぞ」

しんのすけ「え?」


367 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:20:34.82 ID:AgtH/ZGL0
―明治製菓博会場、ある一部屋

チャコ「わざわざ呼び出すなんてどういう事?私達は互いに敵軍のリーダーなのよ」

ケン「戦争を止める気はないか」

チャコ「戦争を?…きのこ厨が降伏するって言うなら止めてあげてもいいけど」

ケン「仲間を増やそうとする一方で両派閥で幾つもの乱闘が起きている」

ケン「人数を増やすどころか減らしているのが現状だ。両軍は互いに傷付け合っている」

チャコ「戦争なのよ、それは仕方ないわ」

ケン「虚しくならないか?…同志が傷ついているんだぞ」

チャコ「それでも守りたいものがあるから戦うの…何か間違ってるかしら」

ケン「…間違ってはいないだろうな」

チャコ「同志が傷つくのが怖いなら…降伏すればいいじゃない。きのこ派のリーダーさん」

ケン「……」


370 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:35:29.48 ID:AgtH/ZGL0
―Bチーム、車内

スーザン「あそこが明治製菓博会場ね」

ひろし「あいつらめ…こんな戦争は止めさせてやる」

ローズ「あ~ん、野原さんカッコいい~」

ラベンダー「う~ん、顎のジョリジョリが気持ちイイ~」

レモン「いい男~」

ひろし「や、やめろお前ら!!」

アンジェラ青梅 「モテモテねえ」

ひろし「っていうか、なんでこのチームはオカマばっかりなんだよ!!」

しんこ「心外ですね、私はれっきとした女の子です」

ひろし「ああ、そりゃごめん…って、なんで君がいるんだ!?」


371 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:39:16.94 ID:AgtH/ZGL0
ローズ「あら、子どもは危ないからアジトにいるように言われてたのに」

ラベンダー「どうするの?この娘」

スーザン「ここまで来てアジトに戻るわけにもいかないわ…絶対にはぐれたらダメよ?」

しんこ「はい」

ひろし「大丈夫かなあ…」


―Aチーム、車内

武蔵野「着きました」

みさえ「私達は…きのこ派のリーダーを説得すればいいのね?」

武蔵野「そうです」

マスターヨダ「いっちょやったるかい!」

天子「じゃあ、行きましょう」


374 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:45:43.68 ID:AgtH/ZGL0
―DO派アジト

風間「本当にしんのすけそっくりだ」

スンノケシ「は、はあ」

マサオ「すごいなあ」

ネネ「世の中には同じ顔が3人いるんだっけ?」

しんのすけ「そんな事よりもさ、盗まれた秘宝って何なの?」

スンノケシ「元々は…争いを無くす為に作られたと言われている秘宝なんだ」

ネネ「あら、良い秘宝なのね」

スンノケシ「うん…元々はね」

ルル「あまり詮索しないでもらえるかしら、一応国家機密なのよ」

風間「あ、はい、すみません」


375 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 05:50:06.13 ID:AgtH/ZGL0
―すぎのこ軍アジト

パラダイスキング「…よく来たな。部下はどうした」

アクション仮面「全て倒した…こっちもだいぶ戦力を削られて、闘えるのは私一人だけだがな」

パラダイスキング「それにしても、よくこのアジトが分かったな」

オマタ「我々ノ情報網ヲ甘ク見テモラッテハ困ル。コンナ場所スグニ見ツケタヨ」

アクション仮面「ブリブリ王国から盗んだ秘宝を返してもらおうか」

パラダイスキング「秘宝?何のことだ」

アクション仮面「とぼける気か…だがどっちにしろお前達は潰す!」

パラダイスキング「いいぜ…返り討ちにしてやんよ」


379 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 06:38:18.76 ID:AgtH/ZGL0
―明治製菓博会場、ある一室


チャコ「そろそろ…いいかしら、私まだ仕事があるの」

ケン「そうだな…説得しても無駄だと分かったよ…全力で潰すしかないようだな」

チャコ「じゃあ、そういうことで…」


ガタッ!


ケン「…!?」

チャコ「…誰!?」


ひろし「…お前らがきのこ派たけのこ派のリーダーだな!?」

天子「スカウターで見てみると男の方が1000k0t、女が0k1000tです!!」

マスターヨダ「なんて圧倒的すぎる数値の高さだ…!こいつらがリーダーで間違いねえ!」

スーザン「まさか同じ部屋にいるとはね…!」

武蔵野「2チームに分けた意味は無かったみたいだな…」

ひろし「戦争を今すぐ止めやがれ!この野郎!!」


380 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 06:41:59.94 ID:AgtH/ZGL0
ケン「……」

チャコ「戦争をやめさせたいならこの男に言えば?降伏するようにってね」


みさえ「悪いけどどちらかに勝敗のつく終わり方は意味が無いわ」

ひろし「ああ、和解で解決しやがれ!」


ケン「それはまた…随分と甘ったるい終わり方だな」

チャコ「DO派らしい甘い考え方だわ…お子様の喧嘩じゃないのよ」


武蔵野「これだけの数相手に逃げ切れると思ってるのかい?」

スーザン「この会場には…もう他に仲間はいないのよ」


ケン「……」

チャコ「……」


武蔵野「ならば…強制だ!」

スーザン「全軍!!突撃ー!!」


381 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 06:47:45.12 ID:AgtH/ZGL0
シュンッ


天子「な…!!」バタッ

マスターヨダ「な…何もんだ?」バタッ

ローズ「な…何故こいつがここに…」バタッ

ラベンダー「う…嘘でしょ」バタッ

レモン「この霊力…こいつ珠黄泉族の」バタッ



武蔵野「!!」

スーザン「…誰!?」

ひろし「なん…だと…」

みさえ「嘘でしょ…一瞬でほとんどの仲間が…」


ヘクソン「…戦争を止められたら困る」


382 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 06:49:25.39 ID:Ydk5XoLOP
スレタイでやっぱりひろしは最高の父親だと再認識した


383 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 06:51:50.16 ID:AgtH/ZGL0
ケン「…誰だ」

チャコ「何なの…」


武蔵野「まさか…すぎのこ派の奴か!」

スーザン「こいつが…!」


ヘクソン「……そういうことだ」


チャコ「は?すぎのこ…?」

ケン「…ほう」


ひろし「お前らそいつらにハメられてたんだよ!」

みさえ「そうよ!両派閥を戦争で弱体化させてすぎのこ派が天下を取るつもりなの!」


385 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 06:59:19.13 ID:AgtH/ZGL0
ケン「……なるほど、上手くできた作り話だな」

チャコ「ふん、馬鹿馬鹿しいわ」


武蔵野「無理だ…信じてもらえない」

ヘクソン「…残念だったな」ヒュンッ

武蔵「(なっ…いつの間に背後に?)…ぐわっ!」バタッ

スーザン「武蔵野さん!…なっ!?」バタッ


ケン「ふむ…役に立つ男だな」

チャコ「仮にその話が真実だとしても関係ないわ」

チャコ「すぎのこ派なんて弱小勢力、簡単にねじ伏せられる…!」


ひろし「くそ…!」

みさえ「やっぱり無理な作戦だったの…!?」


386 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:03:09.03 ID:AgtH/ZGL0
ヘクソン「…アジトに戻って報告するんだな。駄目でした、と」


ひろし「…くそ」



ガチャッ

しんこ『あーあー、マイクテストマイクテスト』


ケン「…!?」

チャコ「え?…今度は何?」


しんこ『きのこ派たけのこ派のみなさーん聞こえてますかー』

しんこ『はじめまして、私しんこ』


ヘクソン「…!?」


387 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:08:31.89 ID:AgtH/ZGL0
みさえ「え?しんこちゃん」

ひろし「そういえば…いつの間にかいなくなってる!」


しんこ『両派閥の無線をジャックしました』

しんこ『これから…ある音声データを流しまーす』

しんこ『…ポチッとな』



(省略)

マカオ『私達はずっと待っていたの…両派閥を滅ぼすチャンスをね』

ジョマ『この戦争において…両派閥は互いに弱体化を免れない』

パラダイスキング『その時こそ…俺達すぎのこ派の復活の日が来るのさ!』




しんこ『えー、聞こえてましたー?もう一度流しますよー』


389 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:14:25.72 ID:AgtH/ZGL0
ヘクソン「…あの時、録音していたのか」


ケン「……中々面白いことになってるな」

チャコ「…すぎのこ派の存在って…本当の話だったの?」



ひろし「一人で何危ないことやってるんだ!…みさえ、無線室に行くぞ!」

みさえ「ええ!」



―すぎのこ軍アジト

パラダイスキング「録音してやがったのか…やるねえ」

アクション仮面「…くっ」

オマタ「ア…アクション仮面!!」

パラダイスキング「なんだ?…もう終わりかよ」

アクション仮面「ぐあっ…!」


391 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:19:20.80 ID:AgtH/ZGL0
―DO派アジト

風間「なんてこった…しんこちゃんがいないと思ったらこんな事を…」

しんのすけ「ほほー、やりますなあ」

ネネ「無茶なことして…」


ルル「王子!…オマタ王子から連絡が!」

スンノケシ「えっ!?」

ルル「応援が欲しいと…私も加勢しに行きます!」

しんのすけ「え?…まさかアクション仮面が…!?」

ルル「王子…!それにみんな、絶対このアジトから出ないように!良いですね!」



392 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:27:04.37 ID:AgtH/ZGL0
―明治製菓博会場、無線室

ひろし「しんこちゃん!」

しんこ「あ、ひまわりちゃんのパパさん」

みさえ「もう、無茶なことして!」


ケン「確かに、無茶なことだな」

チャコ「ええ、そうね」

ひろし「!!…お前ら!」

ケン「状況が変わった、我々と一緒に来てもらおう」


393 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:32:45.50 ID:AgtH/ZGL0
―すぎのこ軍アジト

ルル「ア…アクション仮面!加勢しに来ました!」

オマタ「ア…危ナイ!」

ルル「え?」

ガシッ

マカオ「男同士の闘いに水をさしちゃ駄目でしょ」

ルル「なっ…動けない!」

オマタ「私モ加勢仕様シヨウトシタラ、コイツニ捕マッテシマッタ」

ジョマ「あら、こいつだなんて失礼な呼び方ね」グイッ

オマタ「クアッ…!」


394 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:44:09.31 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「か…彼女を離せ!」

パラダイスキング「ククク…どっちを見てんだよ」バッ

アクション「がはっ…!」

パラダイスキング「もう限界かあ?」

アクション仮面「まだだ…まだ私は闘える!」

パラダイスキング「その体でか?…ふんっ!」ブン

アクション仮面「ぐあっ…!!」


アクション仮面(駄目だ…手も足も出ない)

アクション仮面(やはり…私では勝てないのか)

アクション仮面(無謀だったんだ…私が戦うなんて)

アクション仮面(私はヒーローなんかではない。ただの郷剛太郎なんだ)


しんのすけ「がんばれ!アクションかめーん!!!」

アクション仮面「…っ!!!」


395 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 07:50:02.20 ID:AgtH/ZGL0
ルル「えっ…!?嘘、付いてきてたの?」

スンノケシ「ごめん、ルル。車の中で隠れてたんだ」

ルル「王子まで…!」

マカオ「ジョマ、そのガキを捕まえて!私はこの女捕まえてるから両手がふさがってるのよ!」

ジョマ「無理よ!私もこの男捕まえてるもの!!」

マカオ「まあ、なんてことなの!?」


アクション仮面「しんのすけ君…!なんでここに!?」

しんのすけ「加勢しに来たぞ!」

パラダイスキング「ふん、ガキに何が出来る」


396 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 08:05:17.45 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「とおっ!!」

パラダイスキング「なんだ、このガキ…」

パラダイスキング「俺のアフロにつかまってなにする気だ。離れろ」

アクション仮面「…隙あり!!」ブオン

パラダイスキング「…おっと、こんなガキの重みくらいでお前のパンチごときが避けられないとでも思ったか」

アクション仮面「…手強いな」

しんのすけ(いざという時のために…ポケットに入れてたこれを…)

パラダイスキング「…ほらよ」グン

アクション仮面「ぐほっ…!…まだまだ!!」ギュン

しんのすけ「くらえ!父ちゃんの靴下!!!」

パラダイスキング「は!?…くっさ!!」

アクション仮面「(…今だ!!)はあっ!!!」グオン

パラダイスキング「ぐふおあっ!!!!!!!!!」


399 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 08:20:02.25 ID:AgtH/ZGL0
パラダイスキング「くっ…がっ…」

アクション仮面「はあっ!」

パラダイスキング「ぐっ…!なっ…!!」

アクション仮面「両手両足の動きを完全に封じた…私の勝ちだ。最後に何か言うことはあるか」

パラダイスキング「なぜだ…」

パラダイスキング「なぜ、すぎのこ村がこの世から消されなければならないんだ…」

パラダイスキング「あんなに美味いのに…きのこにもたけのこにも負けない…絶好の味なのに!!」

アクション仮面「……」

パラダイスキング「ラッキーミニアーモンドへと姿を変えてヒッソリと売られ続けたすぎのこ村の気持ちがお前には分かるか!?」

パラダイスキング「人々がきのこたけのこ論争してる中…存在を忘れられているすぎのこ村の気持ちが!!」

アクション仮面「仕方がない…仕方が無いんだ」

パラダイスキング「何故…何故だ!!」

アクション仮面「キノコやタケノコと違って…スギノコは食べ物じゃないんだ!!!」ギュウン

パラダイスキング「くあっ…!!…ぐ…ぎ…………畜生」バタッ


433 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 12:17:29.46 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「アクション仮面!」

アクション仮面「驚いたぞしんのすけ君、危ないから来ちゃだめじゃないか…でも助かった、ありがとう」

しんのすけ「アクション仮面、すごくかっこよかったぞ!」

アクション仮面「ワッハッハッハ」


マカオ「あら…パラダイスキングを倒しちゃったわ」

ジョマ「信じられないわね」


アクション仮面「さて…そこのオカマ達、2人を離してもらおうか」

マカオ「あら困ったわね、ジョマ」

ジョマ「どうしましょう、マカオ」


435 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 12:23:03.50 ID:AgtH/ZGL0
ュルン


アクション仮面「…!!…ぐあっ!!」

しんのすけ「あ、アクション仮面!!??」

アクション仮面「…しまった、まだ君がいたのか」バタッ

しんのすけ「そんな…ボーちゃん!?」


ボー「……ボ」


437 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 12:32:29.18 ID:AgtH/ZGL0
ボー「パラダイスキングとの、闘いで…疲れ果てた、アクション仮面、なんて僕でも倒せる」

しんのすけ「目をさますんだぞ、ボーちゃん!」

ルル「そうよ!君は匂いでおかしくなってるだけなの!」

マカオ「あら、匂いですって…笑っちゃうわね、ジョマ」

ジョマ「この人達、本気でそう思ってるのかしらね、マカオ」

オマタ「…エ?」

ルル「…どういう意味なの」

マカオ「彼が匂いでおかしくなってるわけがないでしょう?」

ジョマ「そうよ、だって彼は鼻が詰まってるから匂いなんて嗅げないじゃない」


しんのすけ「!!!!!」


440 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 12:40:22.51 ID:AgtH/ZGL0
ボー「今まで…騙しててゴメン、しんちゃん」

ボー「実は、僕がすぎのこ派に、なったのは、昨日今日の話、ではないんだ」

ボー「ずっと前から…僕はすぎのこ派、だったんだ」


マカオ「そうよ、だって彼は」

ジョマ「私達すぎのこ軍の」

マカオ「創始者でありながら」

ジョマ「総指揮官…つまりリーダー」

2人「「そして、この戦争を起こすために計画を立てた…すべての黒幕!!!」」


ルル「な…なんですって!」


443 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 12:46:57.05 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「そんな…嘘だぞ」

ボー「全部、本当の話」

しんのすけ「ボーちゃんは…オラの友達だぞ」

ボー「今までは、ね」

しんのすけ「それが本当なら…ボーちゃんの企みはオラが止めなきゃ!!」

ボー「無駄、しんちゃん」

しんのすけ「うおおおおおおお!」

ボー「僕の鼻水に、しんちゃんが、勝てたことが…今までに、一度だけでも、あったかな」

しんのすけ「ケツだけアターック!!!」

ボー「そして、僕が、友達に向けて、鼻水を、本気出して、使っていたとでも、思っているのかい」ヒュルン

しんのすけ「ぐわぁっ…!!!」バンッ


445 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 12:54:27.61 ID:AgtH/ZGL0
ボー「何度やっても無駄さ…すぎのこの未来を背負っているこの僕を君は倒せない」

しんのすけ「くっ…!…とおっ!」

ヒュンッ!

しんのすけ「ぐわあっ…!」

ボー「諦めなよしんちゃん…」

しんのすけ「うおおおおっ!!」バンッ

ヒュルン

しんのすけ「がはあっ…!」


446 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 13:00:11.48 ID:AgtH/ZGL0
ボー「…無駄だと言ってるんだよ」

しんのすけ「…いや、まだだぞ!うおおおおっ!!」

ボー「……これでトドメだ、さよならしんちゃん」

スンノケシ「うおおおおおっ!!」

ボー「…っ!?」

しんのすけ「ケツだけ…アターック!!」

ボー「…しんちゃんが2人!?」

スンノケシ「ケツだけアターック!!」

しんのすけ「…1人で勝てないなら…2人だぞ!!」


バァンッ


ボー「…ぐっ!」

しんのすけ「やったぞ!」

スンノケシ「う…うまくいった!?」


447 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 13:11:07.27 ID:AgtH/ZGL0
ボー「…僕の鼻水は…複数人を相手にする状況に…弱い」

ボー「いつの間に…そんな弱点に、気づいてたんだ」

しんのすけ「そんなの分かるぞ…オラとボーちゃんは友達だから」

ボー「…しんちゃん」

スンノケシ「さあ…人々をもとに戻すんだ。それに…盗んだ秘宝はどこにあるの?」

ボー「秘宝?…負けたからと言って、教える義理は…ない」

しんのすけ「ボーちゃん…!」

ボー「それに…人々を、もとに、戻すつもりも…ない」

スンノケシ「5歳児といえど…拷問してでも言う事を聞かせますよ」

ボー「好きに…すれば良い」

しんのすけ「そんな…ボーちゃん!頼むから言う事を聞いてほしいぞ!」


しんこ「無駄よ、しんちゃん」



しんのすけ「しんこちゃん…!?」

スンノケシ「それに…後ろの人達は」


449 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 13:17:19.90 ID:AgtH/ZGL0
ケン「ほう…一番盛り上がるところはもう終わってしまったか」

チャコ「すぎのこなんて弱小勢力がよくもまあ…」

ケン「初めまして子供達、きのこ軍リーダーのケンだ」

チャコ「たけのこ軍リーダー、チャコよ」


ボー「…よく、ここが分かったね」


ケン「こいつらに教えてもらったのさ」


ひろし「し…しんのすけ!」

みさえ「しんちゃん!」

しんのすけ「…父ちゃん母ちゃん!」


チャコ「随分と好き勝手してくれたじゃないすぎのこ派」


ボー「……」


451 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 13:22:55.33 ID:AgtH/ZGL0
しんのすけ「それより…しんこちゃん、さっきのは一体どういう意味だぞ?」


しんこ「ボーちゃんは秘宝の在処も、人々の戻し方も知らない…そうでしょ?」

ボー「……」

スンノケシ「え…一体どういう事?」

しんこ「彼は黒幕を装っていただけ…本当の黒幕は別にいるわ」

しんのすけ「…!?」

ボー「…何故、そう思う」

しんこ「手打ちが甘いの…やろうと思えばDO派なんて簡単に殲滅できたでしょ?」

ボー「……」


452 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 13:34:28.65 ID:AgtH/ZGL0
しんこ「あなたはすぎのこ復活の野望に燃えるすぎのこ派を誘導して、実はDO派に都合がいいように動かしていた」

しんこ「私みたいなただの幼児が無線室に簡単に入れたのもその証拠」

しんこ「無線室で倒れていた人間は…DO派が攻める前から既に気を失っていたの」

しんこ「ボーちゃん、私が録音してるって気づいていたんでしょ?」

ボー「…そうだとして、何の意味がある」

しんこ「あなたの本当の目的は…この戦争を止めること。DO派とは違うやり方で」

しんこ「すぎのこ派という手強い第三の敵がいると両派閥に気づかせる」

しんこ「両派閥は戦争なんかしてる場合じゃない。実は全部すぎのこ派の思惑通り」

しんこ「すべての黒幕はすぎのこ派。人々にそう思い込ませるのが目的だった」


453 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 13:47:28.70 ID:AgtH/ZGL0
しんこ「あとは両派閥が手を組み合って、すぎのこ派を倒す。両派閥は和解し、戦争は終わる」

しんこ「あなたは平和のために自分の身を犠牲にするつもりだった」

しんのすけ「そ、そうなの?…ボーちゃん」

ボー「全て、憶測に、過ぎない」

しんこ「そうね…でも、これが当たっているなら、全て無駄だった事になるわ」

ボー「…どういうことだ」


454 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 13:54:57.41 ID:AgtH/ZGL0
大袋「チョコの匂いは…そんな簡単に効果が消えるものではない」

しんのすけ「…誰?」

大袋「確かに一時的に休戦し、共にすぎのこ派と戦うであろう」

大袋「しかし、それは和解ではない。すぎのこ亡き後、再び戦争を始めるだけじゃ」

ボー「なん…だと…」


大袋「ワシがチョコの匂いを開発した…大袋博士じゃ」

大袋「まさか、すぎのこ派にまで効果が出るとは…想定外じゃった」

ケン「まったく…依頼通りに作ってもらわないと困る」

チャコ「そうよ、とんだ寄り道じゃない」


456 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:01:43.54 ID:AgtH/ZGL0
ボー「じゃあ…まさか、アンタ達が」

チャコ「この計画を発案したのはアタシ」

ケン「全ては…きのことたけのこに決着をつけるために行った」


ひろし「なんだって…」


ケン「かつて…きのこたけのこの闘いに一応の決着がついた時がある」

ケン「それは両方の売り上げを比べて多い方を勝ちとする至極単純なものだった」

チャコ「でも、それで納得しない者が両派閥にたくさんいたの」

ケン「なんせ両派閥に一人で大量に購入し売り上げを伸ばそうとしている工作人が多くいたからだ」

ケン「これでは金持ちが有利すぎる。お菓子は金持ちだけの物ではないんだ」

チャコ「だから、今回の計画を立てた…好きな人が本当に多いのは一体どっちなのか」

チャコ「そして…少ない方の派閥は…消えてもらう」

しんのすけ「そんな…ひどい話だぞ」


458 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:08:34.26 ID:AgtH/ZGL0
チャコ「だから、すぎのこ派なんてさっさと潰して、戦争の続きを始めないといけないの」

ケン「全軍突撃」


きのこ軍&たけのこ軍「「「「「うおおおおおおおお!!!」」」」」


しんのすけ「やめろー!ボーちゃんをいじめるなー!!」

ボー「しんちゃん…っ」


ひろし「しんのすけーっ!!」

みさえ「やめてーっ!!」


459 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:13:47.26 ID:AgtH/ZGL0
ヒュン!



バタッ  バタッ  バタッ
   バタッ   バタッ  バタッ
  バタッ   バタッ バタッ
バタッ  バタッ  バタッ   バタッ


しんのすけ「…!?」


ケン「これだけの数を…たった2人で倒しただと?」


マカオ「5歳児に対して、この数での攻めは大人気ないんじゃないかしら」

ジョマ「しかも狙いは…我らのリーダー!」

マカオ「あんまり調子こいてると」

ジョマ「容赦しないわよ」


460 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:16:03.54 ID:+SD/Zll+0
オカママジョかっこよす           


461 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:21:10.36 ID:AgtH/ZGL0
ボー「マカオ…ジョマ…」


マカオ「お菓子は楽しく食べるもの」

ジョマ「皆で睨みあい争う物ではない」

マカオ「そんな彼の考えに共感してここまでついてきた」

ジョマ「彼の自己犠牲の精神に惚れてここまでついてきたの」

マカオ「私達が本当はDO派でありながらすぎのこ派にいるのもそれが理由!」

ジョマ「ちなみに無線室の奴ら気絶させたのも私達よん」


チャコ「…邪魔をしないで!そんな甘ったるい考え方…吐き気がするわ!」

ケン「…ああ、まったくだ」


ヘクソン「…どういうことだ」


462 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:27:42.60 ID:AgtH/ZGL0
ひろし「…なっ!…あいつは!?」

みさえ「すぎのこ派の!?」



ヘクソン「すぎのこ派は…すぎのこを復活させるのが目的では無かったのか!?」

ヘクソン「ずっと俺を騙していたのか!?」


ボー「……」

マカオ「まずいわね…」

ジョマ「すべて聞かれてたみたいだわ…」


ヘクソン「…まあ、いいだろう」

ヘクソン「今この時を持って…きのこたけのこは全滅だ!」


ケン「何…?」


463 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:35:39.79 ID:AgtH/ZGL0
チャコ「…どういうこと?」


ルル「…!…王子、奴が持っているのは!」

スンノケシ「えっ…あ!あれは盗まれていた秘宝!!」

オマタ「ナ、ナンダッテー!!」


ヘクソン「すぎのこの勝利のために…我が霊能力を駆使してブリブリ王国から盗んできたこの秘宝…」

ヘクソン「日時…方角…条件はすべて整った!」

ヘクソン「この秘宝が発動する時が来たんだ!!」


スンノケシ「…奴を止めないと!!」

しんのすけ「オラに任せろ!…とおっ!!」


464 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:40:44.66 ID:AgtH/ZGL0
ヘクソン「…なんだ貴様、子供の力程度何ともないぞ」

しんのすけ「くすぐってやるぞ!こちょこちょ~」

ヘクソン「くっ…貴様…私の弱点を!!」ポロッ

しんのすけ「おっと!…取り返したぞ…ん、なんか光ってる」


スンノケシ「だめだ…間に合わない!」


パアアアアアアン


みさえ「し、しんのすけー!」

ひろし「ありゃあ、なんなんだ!」

スンノケシ「争いを無くす道具です」

ひろし「なんだって?それは良いことじゃないか」

ルル「いえ…あの道具は争っている者たちを全て抹殺する危険な物なんです」

みさえ「な、なんですって!」


465 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:45:20.71 ID:AgtH/ZGL0
スンノケシ「あの秘宝は発動すると最も近くにいる人間と融合し、
       その物の脳内イメージから自分に最も合う姿を作り出して魔神と変貌するんです」

スンノケシ「このままじゃ…しんちゃんが!」

オマタ「ソリャア、タイヘンダ!」


モクモクモク

モクモクモク

ケン「あれが…魔神か」

チャコ「ふうん」


ぶりぶりざえもん「殺戮の魔神ぶりぶりざえもん、参上」


ひろし「えっ」


466 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:51:03.22 ID:HaZ/vgv40
えっ


467 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 14:54:32.65 ID:AgtH/ZGL0
ぶりぶりざえもん「きのこもたけのこも全て消えてしまえ」


ボー「…大変な事になった」

ぶりぶりざえもん「ゆけ、我が分身たちよ」



―街のどこか

園長「くっ!…たけのこ派め…どこにいる!!」

ぶりぶりざえもん「貴様…きのこ派だな」

園長「!?なんだこいつ…たけのこ派か!?」

ぶりぶりざえもん「愚かな…これを見てみろ、きのこ派よ」

園長「そっ…それはきのこの山…!?」

ぶりぶりざえもん「こんな物…へし折ってくれる」

園長「なっ…!?…や、やめるんだ!!」

ぶりぶりざえもん「だが断る」ポキッ

園長「な、なんてことを…」バタッ


470 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:00:49.15 ID:AgtH/ZGL0
おケイ「な…なにこの変な生き物は!?」

ぶりぶりざえもん「む?貴様はタケノコ派だな…」

おケイ「なに…何なの?」

ぶりぶりざえもん「これ見ろ…」

おケイ「それは…たけのこの里!?」

ぶりぶりざえもん「こんな物…握りつぶしてやる」

おケイ「!?…や、やめてえええ!!」

ぶりぶりざえもん「それはできない相談だ」グシャ

おケイ「いやああああああああああああああ!!!」バタッ


473 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:10:43.98 ID:AgtH/ZGL0
ヨシりん「もう限界だろう…降参したらどうなんだ」

ミッチー「嫌よ…たけのこ厨になんか屈するもんですか」

ぶりぶりざえもん「争い続ける愚かな人間…」

ヨシりん「な、なんだこいつ!?」

ミッチー「な…何!?」

ぶりぶりざえもん「ここにきのこの山とたけのこの里がある…お前らに一つずつやろう」

ヨシりん「な…なんなんだ…?」

ぶりぶりざえもん「箱を開けてみるがいい」

ミッチー「はっ…!これは…!?」

ぶりぶりざえもん「事前にドライヤーを当てておいた」

ヨシりん「チョコ溶けてやがる…!」バタッ

ミッチー「なんて残酷な…酷過ぎるわ…」バタッ


475 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:16:05.00 ID:DKhXJlVq0
殺戮の魔神でもやってることはぶりぶりざえもんだ・・・


476 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:16:50.61 ID:AgtH/ZGL0
―すぎのこ軍アジト


ケン「街中で両派閥の人間がどんどん倒れているようだ」

チャコ「この魔神がやってるっていうの?なんとかしてよ!」

大袋「ワシには何ともできんわい」

チャコ「役立たず!」


ひろし「おい、しんのすけを元に戻す方法はないのか?」

スンノケシ「しんちゃんがまだ魔神に完全に支配されていなければ…助かるかもしれない!」



―しんのすけ脳内

しんのすけ「お?…ここどこだ?」


477 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:23:51.80 ID:T3BVD+150
このまま映画化しても違和感無いレベル


478 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:24:12.21 ID:AgtH/ZGL0
ぶりぶりざえもん「む?…まだ自我が残ってたのか…完全に支配したと思っていたが」

しんのすけ「おお、ぶりぶりざえもん!」

ぶりぶりざえもん「違う、私は殺戮の魔神だ」

しんのすけ「違うよ、救いのヒーローぶりぶりざえもんだよ」

ぶりぶりざえもん「…まあ、そういう事でもいいか」

しんのすけ「ところで、なにやってるの」

ぶりぶりざえもん「きのこたけのこ両派閥を殺戮している」

しんのすけ「なんで?」

ぶりぶりざえもん「争っているからだ」

しんのすけ「争っていたら、殺戮するの?」

ぶりぶりざえもん「ああ、争いは醜い行いだ」

しんのすけ「そうなの?」


479 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:29:16.87 ID:AgtH/ZGL0
ぶりぶりざえもん「ああ、お前はそうは思わんのか」

しんのすけ「うーん、でも喧嘩しちゃうのは仕方ないぞ。仲直りしなきゃ」

ぶりぶりざえもん「これは喧嘩じゃない、戦争だ」

しんのすけ「違うの?」

ぶりぶりざえもん「全然違うだろ」

しんのすけ「どの辺が?」

ぶりぶりざえもん「…規模、かな」

しんのすけ「ほうほう」

ぶりぶりざえもん「争いを無くすためには…争いなんかする愚か者を抹殺にするしかない」

しんのすけ「仲直りすればいいのに」

ぶりぶりざえもん「それが出来るなら戦争なんて起きない」

しんのすけ「でも、ぶりぶりざえもんならできるんじゃないの?」

ぶりぶりざえもん「……何故」

しんのすけ「一人でたくさん殺戮出来るなら、一人でたくさん助けることだって出来るはずだぞ」


482 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:36:02.94 ID:AgtH/ZGL0
ぶりぶりざえもん「…何…?」

しんのすけ「きのこ派とたけのこ派を仲直りさせれば戦争は終わるぞ。救いのヒーローなんだからきっと出来るぞ」

ぶりぶりざえもん「救いのヒーローか」

しんのすけ「みんなチョコの匂いでおかしくなってるだけだし、その効果を消せばいいだけだぞ」

ぶりぶりざえもん「…なるほど」

ひろし『しんのすけー!』

みさえ『しんちゃーん!』

しんのすけ「お?父ちゃん母ちゃんの声だ」

ぶりぶりざえもん「お前の帰りを待っている」

しんのすけ「ほうほう、じゃあ帰らなきゃ」

ぶりぶりざえもん「最後に…私のショーを見ていけ」

しんのすけ「お?」


483 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:41:10.72 ID:AgtH/ZGL0
―街中

ザザァァァァァァ

園長「うっ…ん?…あれ?」


おケイ「ここ…どこ?…ん?雨?」


ヨシりん「ん…はっ!僕は一体…なにしてたんだろう?」

ミッチー「ん…あら…ヨシりん、いったいどうしたの?…ん?この雨…」


吉永「…あら?…これ雨じゃないわ…」


むさえ「空から…きのこの山とたけのこの里が降ってる…!」


黒磯「何か…長い夢を見ていた気がする…」


ななこ「よく覚えてないけど…下らないことで争っていたような気がするわ」


ザザァァァァァァァ


486 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:47:34.45 ID:AgtH/ZGL0
―しんのすけ脳内

しんのすけ「おお、みんなが元に戻っていくぞ」

ぶりぶりざえもん「サービスだ、この戦争での負傷は全て治してやる」

しんのすけ「おお、ふともも~」

ぶりぶりざえもん「おっと、時間だ」

しんのすけ「ん、どっかいくの?」

ぶりぶりざえもん「どうやら、消えてしまうらしい」

しんのすけ「え、何で!?」

ぶりぶりざえもん「私は元々、争う者をすべて殺す役割を与えられていた」

ぶりぶりざえもん「だが、逆のことをしてしまった」

ぶりぶりざえもん「だから消えるのだろう」

しんのすけ「…そんな…ぶりぶりざえもん!!」

ぶりぶりざえもん「じゃあな」


489 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:54:52.83 ID:4q75d64r0
ぶりぶりざえもん…


490 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 15:55:08.26 ID:AgtH/ZGL0
―すぎのこ軍アジト

大袋「街中から匂いの効果が消えていってしまった…」

チャコ「嘘…どうして…!?」

大袋「…いったいどうやったのか」

ケン「…DO派の勝利ってことか」


ヘクソン「そんな…すぎのこ復活の時が来ると思ったのに…失敗だと」

パラダイスキング「…ん?何でこんな事になってんだ」

アクション仮面「…うっ、気絶してたか…戦争はどうなったんだ」



ひろし「おい、しんのすけの姿が元に戻ったぞ!?」

みさえ「しんちゃん!目を覚まして!」

しんのすけ「……お?父ちゃん母ちゃん」

ひろし「し、しんのすけ!」


492 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 16:02:11.94 ID:AgtH/ZGL0
チャコ「認めないわ!私は…きのこ厨なんかと同じ世界で生きていく気は無いわよ!」

ケン「……チャコ」

チャコ「離してきのこ厨!」バッ


北与野「お前さん…いい加減本当のことを言ったらどうかね」

しんのすけ「北与野博士!」

アクション仮面「ぶ、無事だったんですね!」

チャコ「本当のこと…?何の話よ」

北与野「そこの男…ケンって言ったかね」

ケン「……何だ」

北与野「このスカウターだが…調べてみたら面白いものに気がついたよ」


495 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 16:10:17.33 ID:AgtH/ZGL0
ボー「…ボ?」

北与野「内部データの中にフィルターがかかっていたんだ」

ケン「…気づいたのか」

北与野「普通にスカウターでケンを見ると、1000k0t…と、随分圧倒的な数値だね」

北与野「しかし、フィルターを外すと…0k0tだ」

ケン「……ふ」

チャコ「どういうことよ…」

北与野「このフィルター、ケンを見た時にだけ嘘の数値が表示されるように設定されていたってことさ」

北与野「ケン…君は本当はDI派だったんだね」

チャコ「どういうこと…ケン!教えて!」

ケン「当たり前だろう。俺はチョコアレルギーなんだ。きのこもたけのこも食えやしないさ」

チャコ「嘘…そうだったの?…ずっと騙してたの?」


497 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 16:15:09.03 ID:AgtH/ZGL0
アクション仮面「しかし…そんなことをして何の意味があるんだ」

しんのすけ「そうだぞ、おかしいぞ」

ケン「ずっと妬んでいた…チョコが食える奴を」

ケン「楽しそうに美味しそうにチョコを食べられる奴が羨ましかった」

ケン「だから、いっそのことチョコが好きな奴なんて争い合って絶滅してしまえばいい」

ケン「そう考えて、この計画を行った…黙ってて悪かったな、チャコ」

ひろし「なんて男だ…」

みさえ「歪んでるわ…」


500 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 16:38:59.58 ID:AgtH/ZGL0
チャコ「嘘よ」

ケン「……何」

チャコ「だってこの計画を発案したのは私、あなたは私に合わせて実行しただけ…」


チャコ「ケン、本当のことを言って」

ケン「……」

しんこ「多分彼は…気付いて欲しかったのよ」

ケン「…っ!?」

しんのすけ「し、しんこちゃん…!?」


502 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 16:50:36.69 ID:AgtH/ZGL0
しんこ「チョコアレルギーの彼にとってチョコを食べられる人間は凄く羨ましかった」

しんこ「そんな彼から見れば、きのこが上だたけのこが上だと言ってる人間は贅沢者」

しんこ「彼からしてみれば食べられるだけで十分に幸福なことなのに」

しんこ「いつでも好きなときに好きなお菓子を選べる…」

しんこ「何を食べるか自由に選択出来ること、それがどれだけ幸福であるか」

しんこ「この世にたくさんの種類のお菓子があるのは、人々を派閥に分けて争わせるなんかじゃない」

しんこ「彼はあえて両派閥を争わせた。そして傷ついていく同志を見てその事に気付いて欲しかった」

しんこ「……チャコさん、あなたに」


チャコ「…そう…だったの?」

ケン「…違うな。俺はただ醜く争う奴らを見て楽しんでいただけさ」

チャコ「……」


507 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 17:01:34.49 ID:AgtH/ZGL0
―帰宅、車内

マサオ「やっと帰れるんだね…よかったあ」

風間「僕もう疲れちゃったよ」

アクション仮面「…本当ですか、監督!?」

しんのすけ「どうしたの?アクション仮面」

アクション仮面「よろこべ、しんのすけ君!アクション仮面放送再開決定!」

しんのすけ「本当!?やったー!!…って、でもアクション仮面死んだ事になってなかったけ?」

アクション仮面「あ、うん…まあ、その辺はスタッフが何とかしてくれるさ」

ネネ「あら?そう言えばしんこちゃんは?」

ボー「…ぼ?」

北与野「あれ…?他の人の車で先に帰っちゃったのかなあ」


509 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 17:10:43.52 ID:AgtH/ZGL0
みさえ「あの2人…ケンとチャコって言ったかしら、どっか行っちゃったけどこれからどうするのかしら」

ひろし「さあな…まあ、どっかで生きてるだろ」

ひまわり「たーい」

みさえ「どうしたのひまちゃん、え、お腹すいた?」

ひろし「俺もお腹ペコペコだなあ」

みさえ「…あ、夕食の材料買わなきゃ、帰りにデパート寄りましょう」

しんのすけ「オラもお腹すいちゃったぞー」

シロ「ワン!」


510 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 17:22:25.92 ID:AgtH/ZGL0
―野原家


しんのすけ「ほほ~い、おかえり~」

みさえ「ただいま、でしょ」

ひろし「いや~、リストラの件も無しになったし一件落着だな」

ひまわり「たーい」

しんのすけ「アクション仮面も放送再開だし、でめたしでめたしだぞ」

シロ「ワンワン!」

みさえ「そうだ、ついでに買ってきたきのこの山食べましょう!たまにはきのこも良いわね」

ひろし「お!じゃあ俺は久しぶりにたけのこ食うかな!」

しんのすけ「じゃあ、オラも…えっと…あったあった」ガサゴソ

しんのすけ「チョコビ、食べるぞ!」


                             おしまい


515 :VIPがお送りします :2010/04/01(木) 17:24:32.12 ID:3qvSDABY0
面白かった、乙







はじめに
いつもコメント
ありがとうございます(`・ω・´)

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11)
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